バイクでどっかいこ

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服が燃えた!2度目の台湾珍スポットツーリング日記

   

3回目の台湾珍スポットツーリング日記

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2/8
台湾の台北市にある桃園空港に着く。
台湾にやってくるのはこれで3回目だ。
Amazonで5000円くらいで購入した容量40Lのリュック一つ背負って、入国審査へ向かう。
リュックにはカラビナでフルフェイスヘルメットがぶら下げられている。
あまり見かけないスタイル。
審査官はそれにチラと目をやるが、一瞬、入国印を押されるタイミングが遅れた程度の影響しか与えなかった。

 - 台湾の珍スポット、変わった観光地

桃園空港と市街地を40分でつなぐ高速バスに乗り、台北市街地の台北駅に向かう。
台北駅にたどり着いた私はあらかじめネットで予約していたゲストハウスにMRT(地下鉄)に乗り、向かう。

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と、その前に台北地下街をぶらぶらっとしてみる。
台湾人の多くは日本大好きだ。

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台北地下街には日本のレトロゲームや漫画
秋葉原を思わすメイドカフェなど日本街的な様相がみられる。

地下街の散策を終え、MRTに乗る。
マジックミラーのビルでダンスを練習する若者グループを横目、中途半端な時間で閑散としている市場を通り抜け
ゲストハウスに着く。

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荷物を置き、手ぶら。
まずはお目当ての「モダントイレットレストラン」に向かう。
このレストランは汚い話だがトイレをイメージした内装、うんちをモチーフにした食事が出される。
ややテーマパークテイストなので食事の量は少なく、値段は高いがそれはそれは見事にうんちを模したハンバーグを出してくれた。
もしかしたら、本当にうんちかもね。

便所飯はクールジャパン! 世界で注目、クールジャパン! どこのどいつがやったが知らねぇが海外では便所飯までクールジャパンらしい! 台北市にある「モダントイレットレスト

士林夜市をぐるっと回り、ゲストハウスに帰り、明日に備え早めに寝ることにした。

2/9
起きる。
ゲストハウスの主人から教えていただいた日本人でも貸してもらえるレンタルバイク店に向かう。
こういうニッチな情報は現地の方に教えてもらうに限る。
日本ではレンタルバイクはまだあまり一般的ではないが、台湾ではポピュラーなお店の一つだ。

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レンタルバイク店にたどり着く。
店構えは宝くじ店だ。
ただし「機車出租」(レンタルバイク)とも書かれている。
お店に入ってみるとヘルメットを持った自分の姿を見るとお店の方に「オートバイ?」と質問された。
「イエス」と答えると”パスポートのコピーある?”と聞かれた
そんなものは持ってない。”だったら、セブンでコピー取ってきて”と言われた。
お前は会社の上司か。
セブン-イレブンまで行って自らパスポートのコピーを取って再びレンタルバイク店に戻る。

手続きを行う。「1日900元だよ」と言われる。
3600円かよ~、だいぶ足元見やがってるなぁ~wと思いつつも黙って支払うところがアイアムジャパニーズよ。
デポジット(保証)として日本の運転免許と台湾の運転免許を預かられ
「5番のバイクだよ、自分で取っておいで」っと
”5”と書かれた札がついているバイクのキーを渡され、裏のバイク倉庫へと案内される。
5番のバイク、やたらボロボロだ…。
しかし、直後に安心した全部バイク、ボロボロだ…。
お店の方が目を離した隙を突いて、隠し持っていた空気圧計で空気圧をみる。
前回、台湾でバイクを借りたときに空気圧が低かったせいでとんでもない目にあった。
今回の台湾ではバイクを借りる際に空気圧をチェックしようと空気圧計を持ってきたのだ。

”0.17MG”

適正空気圧は0.20〜0.18MGあたりなのでやや低めである。
でもまぁ、その日のうちに返却するし良いかなぁ〜。と納得し、バイクを倉庫から運び出す。
お店の方に有事の際のため、お店の電話番号が書かれたメモを渡され道路へ向かう。

めざすは今居る台北市よりもさらに北。新北市の金剛宮だ。
北に向かって走り出す。
さすがはバイク大国台湾の首都「台北市」。
バイクの数が半端ではないし、運転も荒い。
そして、乗ってるバイクもタイヤが古く、サスもダメになっているので全く接地感がない。
いろんなことを気にしつつ、郊外へ抜けることができた。

交通量が落ち着いたのだが、ここでちょっと道を間違っていることに気づく。
しかし、目的地を順打ちではなく逆打ちすれば全く問題無い。
臨機応変に目的地を金剛宮から十八王公廟に変え、走り出す。
山越えをしなければならない。
さすがの台北も2月の山の上は気温10度と寒かった。

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山を超え、コンビニで缶入りのホット豆乳を飲み休憩する。
中国圏では豆乳はよく飲まれる。
日本人の麦茶やほうじ茶レベルと言えばわかりやすいだろうか。

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十八王公廟にたどり着く。
デカイ。
デカイ犬の像がある。
日本ででかいと有名な牛久大仏や仙台観音のペットになれるくらいデカイ。
ここは犬の神様を祀っているお堂なのだ。

デカすぎな犬の像があるよ 新北市北部の小高い丘に「十八王公廟」というお寺がある。 その境内にはクソデカい犬の像がある。 デカイ像といえば、日本では牛久大仏や仙台
デカさに浸っていると、駐車場においてあるテーブルとイスで談笑していた
おばあちゃん連中の一人がビニール袋片手に話しかけてきた。

どうやら、このビニール袋を買えと言っているようだ。
値段は150元(500円くらい)。
ビニール袋から透けて見えるものは箱入りのカステラくらいの物だ。
縦横8cm高さが30cmの程度立方体。
「食い物かなぁ?酒かな?まぁ〜、記念に良いかな。」と軽く買ってしまった。

購入後、ビニール袋を覗くと紙がみっちり詰まった箱が入っていた。
箱には神様がデザインされている。なんだこりゃ。縁起物か。
ビニール袋片手にお堂の中に入る。
台湾独特の極彩色のお堂をぼんやり眺める。
お堂の中にも犬の神様の像がある。
こちらは高さ1.7mくらいなので自分と同じくらいの大きさだ。
犬の像の横には看板があり、「頭を撫でると大きな家が立つよ。体を撫でると大金持ちになるよ。」と書かれている。
由緒は漁師と共に船に乗った犬だ。
嵐で船が遭難し、犬だけが生き残ったのだが
漁師を哀れんで海に飛び込み自殺してしまったという由緒のある犬の神様だ。

(犬だ〜)と眺めているとお堂を管理してるであろうおじちゃんがニコニコしながら何やら話しかけてきた。
なんと言っているのかわからないがとビニール袋を指差す。
お堂の神様の前にある台にビニール袋の中に入っている紙のみっちり詰まった箱がたくさんあるではないか。
この箱は何かが儀式のために使うのか!?
つまり、このおじちゃんから見れば
俺は「若いのにこの500円もする道具を使ってお祈りをする信仰深い青年」という風に見られているに違いない!
果たして、この箱、どう使うのが正しいのだろうか?
ただ単に台の上にポンッと置いて良いのだろうか?
それを行った瞬間、このニコニコしたおじちゃんが「やってはならないことをしたなぁ!!神罰を喰らえ!!」と怒り出さないだろうか!

ふと、入り口に気配を感じたので見てみると信仰深そうな老夫婦が自分と同じビニール袋片手にお堂に入ってきた!
その老夫婦の真似をすれば良いんだ!とひらめく!!
しかし、この世の多くの老夫婦は動きが遅い。例に漏れずこの老夫婦も動きが遅い。
ゆっくりとこの台に近づいてくる老夫婦。
僕を見るおじさんの顔が”ニコニコ”から普通の顔になっていく。きっと「早くしろよ」と思っているんだ!
僕は対抗策としてゆ〜〜〜くりビニール袋に手を伸ばす、老夫婦がこちらに来るまでの時間稼ぎだ。
老夫婦が台の前に立ち、ビニール袋から箱を取り出す。
なるほど!取り出していいんだな!僕もゆ〜〜くりビニール袋から箱を取り出す。
老夫婦が台の上に箱を乗せる。
よし!普通に乗せていいんだな!ゆ〜〜〜くり乗せる。
老夫婦が手を合わせて拝む。
ゆ〜〜くり大げさに手を合わせて拝む。
老夫婦が合わせた手を前後に振りながら、何かを唱える。
「詠唱は〜〜!!!無理ーーーー!!!」と思ったので眉間に皺を寄せて深く拝む。

顔を上げると、おじさんはいなくなっていた。
せっかくなので老夫婦の後をついて、同じように拝んでおいた。
最後に老夫婦は犬の像の全身をムツゴロウさんが動物を愛でるように全身を激しくなでていった。
なるほど、全部撫でればいいのか。自分も犬のありとあらゆるところを撫でた。

老夫婦も何処かに行ったし、俺もここを出るかと思ったが
さっきの管理人みたいなおじちゃんが俺を手招きしている。
手招きについて言ってみると、炎が轟々と燃えている炉を指差している。
「おいおい、ここまで来たんだからアレをすることを忘れているぞw」的な雰囲気だ。
どうすればいいんだー!!どうすればいいんだー!!もうあの老夫婦はいない!!
おじさんの目を盗んで、スゥーッと逃げた。

※後日談
僕が購入したのは冥銭。
炉で拝み終わった後、冥銭を炊き上げるのが正しい作法のようです。

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続いて、金剛宮へ向かいます。
海沿いの国道2号線は流れも早くあっという間に辿り着きました。
ここは割りとポピュラーな観光地で特になんのイベントもなく見終わりました。
お寺にエアホッケーがありました。それはいいのだろうか…。

バスツアーの観光客に紛れて参拝 新北市の海沿いにある「金剛宮」。 バイクでやってきてぼんやりしていると、大型バスが何台も着てぞろぞろとおじいちゃんおばあちゃんがお寺に入

そして、三芝貝殻廟に向かいました。
結構、辺鄙な場所にあるお寺。
山を再び上り、脇道に入り、脇道の行き止まりにある小さなお寺。
このお寺の特徴は全部貝殻と珊瑚でできているところ。
良い感じに観光地化されててしょぼいお土産屋もあり、この雰囲気が個人的にベスト寺。

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注意書きを見ると「キチンと拝まないとこの先進入禁止!」がありました。
管理人のおじさんに台湾式の拝み方を格好だけ教えてもらい
進入禁止ゾーンに入れていただきました。
中腰にならないと頭をぶつける洞窟なのですが
上も下もすべてが貝殻で覆われていて神秘的な空間になっていました。
本当に素晴らしい場所でした。

貝殻で作り上げられた寺院 新北市北部の山の脇道の奥にある「三芝貝殻廟」。 ここは”貝殻”で作り上げられた寺院なのだ。 さらにキチンと拝むことで秘密の洞窟に入れて

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そして、台北市街地に戻り、バイクを返却。
返却後、「Superdry 極度乾燥(しなさい)」という
頭のおかしい名前のブランドの服が欲しくなった。
前回の香港旅でそのブランドを認知していたのだが
ビックリするくらい台湾の人は「Superdry 極度乾燥(しなさい)」の服を着ている。
台北の「Superdry 極度乾燥(しなさい)」の店舗に行く。
パーカー1枚2万円!高すぎ!
調べてみるとイギリスのブランドでデザインは頭がおかしいが
ものとしてはちゃんとした服らしい。
「イージス3着買ってもおつりがでるじゃねぇか…」と苦渋の選択だったが購入してしまった。

そのまま台北駅から新幹線に乗り込み、新幹線台南駅へ。
台南の街に辿り着き、ゲストハウスへと向かいました。
ゲストハウスについたのは夜22時過ぎ。
荷物を置いて、夜の街を散策。
台南の街はちょうど一年前に起きた2016年台湾南部地震のせいか修復中の建物が多い。

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街をうろうろしているとこんな時間でも自助餐屋(ビュッフェ方式の飯屋)が開いているではないか。
餃子っぽいのを6つと菜っ葉饅2つ、そして豆乳。
これで60元(250円くらい)なんだから安い安い。
お腹いっぱいになる。この時間に満腹は健康にはきっと悪い。
明日はこの台湾旅の最大の目的である「鹽水蜂炮」という過激なロケット花火祭りの開催日だ。
ロケット花火祭りに参加するための準備をして、寝る。

2/10
朝8時に起きる。
台南のレンタルバイク店でバイクを借りようとおもっていたが、まだ店開きしてないだろう。
散歩をする。

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台南で有名な映画館の「全美戲院」だ。
ここは今も昔も映画の看板を手書きで制作している。
「君の名は。」の看板もあり、日本人として嬉しく感じる。
その後、台南孔子廟へ行ってみた。
台湾で最も古い孔子を祭る、孔子廟だそうだ。
地元の人が散歩していたり、隣の公園で太極拳をしていた。
あと、リスがいた。

怪しい恐竜がビカビカしている 台湾の幹線道路にあるガソリンスタンドは 日本と同じく24時間営業のものが多く、数も多い。 その多くはスタッフ給油なのだから、頭が下がる。

時間も頃合いだろうし、ゲストハウスでロケット花火祭りの装備を持ち
帰る頃には冷えるだろうから「Superdry 極度乾燥(しなさい)」のパーカーをジャケットの内側に着てレンタルバイク店に向かう。
そして、バイクを借りる。
一日400元(1600円くらい)、うむ、適正価格。

祭りの開催場所の武廊は台南の真北。
北に向けて出発!と行きたいところだが、ガソリンがすっからかん。
台湾のレンタルバイクはガソリン満タン返しという約束なんてないのだ。
ガソリンスタンで給油を済ませて…、西に向けて出発。
台南の街の西にある「七股鹽場」という観光地が俺の中で話題なのだ。

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バイクを走らせる。
台南の国道は北海道の道路を彷彿とさせるほど真っすぐだ。
「七股鹽場」に辿り着く。
鹽とは塩のことでここには塩山が築かれている。
海に面していて、製塩が盛んだった場所のようだ。
そして、お目当ての招き猫の頭がある。
まるで愛知県の珍スポット「とこにゃん」を思わすような作品だ。

その後、”塩辛いアイスキャンディー”と書かれたアイスキャンディーを食べる。
塩気があるが、塩バニラテイストでなかなかおいしかった。
次ににがりコーヒーを飲んでみた。
えぐみと塩っ気のあるコーヒーで最高にマズイコーヒーだった…。

うわぁ、これは”とこにゃん”…? 愛知県常滑市には”とこにゃん"という巨大な招き猫がある。 お国変わって台湾の台南市「七股塩場」。 ここは製塩が盛んな地域だったことを

「七股鹽場」を後にし、「鹽水蜂炮」の開催地である”武廟”に辿り着く。
こんなアクセスの悪い街なのに人、人、人。
台湾中、世界中から人が集まっている。
「北のランタン祭り、南のロケット花火祭り」とも言われているらしく
北は空にふわふわとランタンを浮かべるファンタジーな祭りに対して
南はロケット花火を街中でぶっ放す過激な祭りってのが対照的で痺れる。

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大賑わいの夜店街を散策し、時間が近づくと「Superdry 極度乾燥(しなさい)」を脱いでバイクのメットインにしまう。
さすがにこれに被弾して、焼けでもしたら泣いちゃう。2万したんだぞ。
時間がやってきて、ロケット花火祭りが始まる。
痛い!痛い!痛い!
その痛みたるや、素肌に輪ゴムをパシンパシンやられるような痛みだ。
するどい痛みが体中を襲う!祭り中は大声を出してはいけない。
痛くてじっとしてられないので右往左往する。

なんとか、ロケット花火も止んだ。
神に捧げる踊りが始まった。
セクシーな姉ちゃんのポールダンス。
中国の伝統舞踊、だけどBGMはPPAPといった
それでいいのかと突っ込みたくなる踊りを堪能。
もう一度、夜店街を散策し、人もピーク時より落ち着いてきて気づけば夜10時。
帰るか。
肌寒いし、メットインからパーカーを取り出してジャケットの中に着る。

バイクを走らせ、国道19号線入り口に向かう。
国道19号線に乗れば一直線で台南だ。
国道入り口が目の前なのに大渋滞、足止めを食らう。
なにが起きているのか、確認してみると…。
なんとロケット花火の発射が今、まさに行われていようとしているじゃないか!
別地区のロケット花火祭りに偶然遭遇してしまったようだ。
遠くからスマホのカメラで録画しつつ、眺めていると
ロケット花火の一発が裾から入り込んで「Superdry 極度乾燥(しなさい)」を見事に焼いてくれた。
一度穴を確認して、上を向いて
まさかね~、と思いながら袖を見る。
穴がある。

ワークマンの作業着を破壊する旅 「ワークマン」という作業着メーカーの作業着を私服として愛用しています。 安くて、着心地が良くて、頑丈で…。 有能すぎて愛用してい

帰り道に台湾では少数派のセルフガソリンスタンドで給油した。
画面では「クレジットカードをお取りください」となっているのだが
クレジットカードが戻ってこない。
店員に「カード!カード!」と叫ぶと手慣れた手つきで取り出してくれた。
こんな心臓に悪いイベントを手慣れた手つきで解決すんな。

帰り道にこじんまりとした夜市に通りかかった。
ささっと見てみる。
夜市のゲームの景品はノーライセンスっぽい人気キャラクターのぬいぐるみやクッションなのだが
その中に1000台湾ドルデザインのクッションがあった。
これは欲しくなったので100元支払い麻雀牌ビンゴゲームに挑戦する。

麻雀牌ビンゴゲームというのは自分の勝手な呼称だ。
ルールは至って単純。
30牌ほど麻雀牌が伏せられランダムにおいてある。
そのうち、自分は15牌伏せられたままの状態で取る。
次に6×5のマス目があり、マスには牌の絵がそれぞれ一つづつ描かれていて
自分がとった15牌を表にし、対応するマスに牌を並べていく。
見事、1列揃ったら景品獲得というわけだ。
麻雀牌を使っているが、ビンゴゲームに近いゲームだ。
シンプルなルールながらゲーム時間、ゲームの盛り上がりが絶妙で好きなゲームの一つだ。

100元で6局できる。
結果は度々リーチはあるものの、全局敗北だった。

そして、僕はゲストハウスに帰った。
もう一度、袖を見る。ふさがってない。
シャワーを浴びて、寝る。

2/11

深夜1時半頃、揺れを感じて目が覚める。
地震だ。揺れが収まる。
今のは前震か?本震か?考える。
あぁしまった。考えちゃいけなかった。

後悔した刹那に本震が来た。
ゲストハウスの全員のスマホから聞きなれない警告音が鳴る。
「プリペイドSIMでも国家震災警報って鳴ってくれるんだ~~!!」とみんな揺れの中で感心する。
ニュースでは震度6の地震だったようだ。
とりあえずゲストハウス周辺で被害は無かった。良かった。
再び、寝る。

朝、ゲストハウスのオーナーと深夜の地震について多少話し、ゲストハウスを後にする。

台南から新幹線で台北へ。
台北から新型の特急列車で宜蘭の街へ。
車窓から前回の台湾旅で訪れた猴硐が見えた。
過去の旅先に過去の自分がまだいるような気がする。
あの時は電車にうまく乗れなかったし
自販機で買った紙パックのミルクティーにストローがついてなかったんだよなぁ。

宜蘭の街に街にたどり着いた。
バスに乗る。かなりのローカル路線のせいか、乗客は自分しかいない。
メモで降りる予定のバス停を見せ、席につく。
しばし、バスに揺られ降りる予定のバス停についた。
バスは徐行したまま扉を開け、自分を吐き出すように降ろすとすぐさまスピードを上げて走り去っていった。

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辿り着いたのは「山寨村」。
村と言ってもレストランなのだがその出で立ちが山口県の人気レストラン「いろり山賊」に似ている。
ここの名物はパンのようだ。値段も手ごろ。試食も豊富。
試食して食べるのに満足してしまった。
お金を落として帰るかと思ったが、めぼしいものが見当たらなかったので諦めた。

台湾に山口県名物レストランがあった!? 山口県と言えば「山賊」! なに!山賊なんて知らねーぞだと!? 山口県民、広島県民が県外からやってきた友達をもてなすと言っ
さて、山寨村から駅まで歩かなければいけない。
さきほど乗ったバスを待ってもいいのだが、それだと一旦、宜蘭駅から離れる方向に走って向きを変えて宜蘭駅に戻るというタイムロスがある。
次なる目的地は宜蘭駅の2つ向こうの「礁渓駅」。
だったら、宜蘭駅の次の「四城駅」へ歩いていった方が良いような気がした。

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山寨村から四城駅まで4km。
新しくできたと思われるキレイなセブンイレブンが違和感になってる人気もまばらなふるぼけた商店街を抜け
日本と代り映えしない田園風景の道をテクテクと歩く。
フルフェイスヘルメットをぶら下げたリュックの重さは10kgくらい。
足の裏は大きなタコが出来てしまっている。
あぁ、退屈だ。直線は退屈だ。足が痛い。
会社員だから旅にタイムリミットもある。立ち止まれない。
贅沢な時間だ。
いつか、この時を思い返しながら見つめる自分がそばにいるのだろうか。
せいぜい、足の痛みと退屈さを思い出してくれ。

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四城駅に辿り着く。
まるで自分の地元の駅のようにこじんまりとした無人駅だ。
電車に乗り、礁渓駅に着く。
ここは温泉街のようで駅前は中々の賑わいだ。
駅前のレンタルバイク店は一日100元(300元)と書いてあるではないか。
めちゃくちゃ安い。

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そこから、2kmほど歩き「笑笑羊主題館」というレストランに着く。
ここはもともとハリーポッター風のレストランだったのだが
怒られたのかクレイアニメの「ひつじのショーン」のテーマレストランに無理やり鞘替えされている。
おかげで閑古鳥が鳴いている。
それでもまぁ、パスタでも食べようと思ったら300元(1200円くらい)だって。
たけー!!

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ここはあの”ダイアゴン横丁”? グリフィンドーーーーーーーール!!! 僕のハリーポッター知識はこれで終わりです。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには ハリーポ

また再び駅に戻り、宜蘭の街へ。
タイムリミットまで宜蘭東門夜市で時間をつぶすことにした。
今回の旅ではあまり夜市巡りができなかったから、ここで夜市を楽しもう。
宜蘭東門夜市はとても良い夜市だ。
大きな陸橋の下で行われるこじんまりとした夜市だが、密集具合がとても良い。

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台湾のウインナーでも食べることにしよう。
台湾の夜市のウインナーは甘い味がする。
好みが分かれそうだが、俺は好きだ。
1本30元(120円くらい)をおじいちゃんに渡す。
おじいちゃんがウインナーを網と炭火で焼きだす。
ウインナーの表面が膨れ、ひび割れだす。
おじいちゃんは丁寧にウインナーを火ばさみで転がし丁寧に焼く。
ひび割れてない面を下にし、ひび割れだしたらその面を上にする。
丁寧に丁寧にウインナーを火ばさみで転がす。
ひび割れた場所からわずかな肉汁が飛び出す。
おじいちゃんは丁寧に転がし続ける。
丁寧に丁寧に丁寧に…転がす…転がす…転がす…。
もしかしたら、30元支払うとウインナー1本を炭化させるパフォーマンスを見せてくれる屋なのだろうか。

おじいちゃんは俺の顔を見てこういう。
「1本30元。」
払ったわーーーーーーーーーーー!!!!!

交番の前で有名な犯罪者になろう 台湾北東部の「宜蘭車站」(宜蘭駅)。 この駅のホームの中に交番があるのだが その交前にマグショット(逮捕後に撮影される写真)が撮
宜蘭から特急列車で台北の街へ。
台北に辿り着いたら、お土産を買わねばとWellcomeに向かう。
会社員は辛いね。
ちなみにWellcomeとは台湾や香港にチェーン展開するただのスーパーマーケットだ。
Wellcome店内の隅っこで荷物を整理し、台北駅へ戻り高速バスで桃園空港へ。

2/12
桃園空港に辿り着いた時には日付が変わっていた。
飛行機は朝8時発だ。
となると、チェックインは朝6時。
空港ロビーには早朝便の飛行機に向けて野宿をしている人がポツポツいる。
寝やすいそうな直線的な長椅子は満席だ。
仕方なく環状のベンチに体を横にし、寝た。
環状のベンチに適合させるため体は反った状態だ。

朝5時、目が覚める。
空港会社のロビーはいつのまにかすでに列ができている。
列に並び、チェックインを済ませる。
財布の台湾ドルを上手に使い切って、帰りの飛行機に乗った。
さらば台湾。
飛行機の中で観た映画「ドクターストレンジ」はつまらなかった。

 - 台湾の珍スポット、変わった観光地

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