ラクダ。
砂漠の国では観光資源、搾乳、そして食用として広く飼われている。
チュニジアの道路沿いで放し飼いされているラクダを何頭も見かけた。
今回はラクダの煮込み料理を提供するお店にいきました。
猫付きテーブルでラクダの壷煮込みを堪能する
やってきたのは「ELBEY」というレストラン。
全席屋外にある雰囲気のあるレストランでしたよ。
テーブルの下に猫がいました。猫付きテーブルですね。
「ごはんちょうだい!」
丁度、隣の席のお客が食事を終わらせたのですがどこからかクジャクがやってきました。
クジャクが残飯をついばんでいました。
クジャクと猫が付きまとうのか、このレストラン。
「そろそろ出来上がりの時間やで、この素焼きの壷で窯にぶち込んで煮込んどるんや」
こちらがメインディッシュのラクダの壷煮込み。
ラクダを食べるって日本じゃなかなか無いですね。
砂漠の国では老いて働けなくなったラクダを食べるらしいですよ。
最近だと、中華料理ではラクダのコブ部分が珍しい食材として重宝されているようです。
食べた感想ですが、かなりコッテリしてて美味しい。
ラクダのコブの部分なんでしょうね、脂がギットリのっていつつも
香草たっぷりで食が進みます。
米が欲しくなる味でしたわ。
デザートは”チュニジアかりんとう”ともいうべきマクロウド。
そして、ナツメヤシの樹液。
提供されるときに「砂糖もオイルも入れてないぜ、ヘヘっ」って言われました。
飲むとマジで激甘!
ちょっと草っぽい青臭さがありますが、シロップ飲んでるみたいでした。
ちなみにこのナツメヤシの樹液、発酵(足)がかなり速いらしいです。
嫁が飲んで腹壊しました。お腹に自信の無い方は要注意です。
「残飯くれよ~残飯くれよ~」と足元の猫が鳴いています。
この猫、お腹が大きいので赤ちゃんがいるっぽいです。
まぁ、欲しがってるので食べ残しを与えてみました。
すると、「お礼に出産します…」と言わんばかりに足元で産気づきました。
席を立った瞬間にクジャクが残飯をついばみ始めました。