兵庫県中部に位置する歴史的に重要な銀山
想像よりも縦にデカイ兵庫県中部にある「生野銀山」。
米田昌平経験則から言えば“鉱山は珍スポット”です。
ということで「生野銀山」に行くの。
(生野銀山の”いくの”と”行くの”がかかっていて最高に面白い。)
住所:兵庫県朝来市生野町小野33−5
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歴史的に貴重な銀山でもやっぱりマネキンだらけ
生野銀山に入っていきます。
この生野銀山という名前、初めて聞いた方も多いかもしれません。
僕もです。
しかし、佐渡金山、石見銀山に並ぶ銀とれとれスポットとして江戸時代は栄華を誇ったそうです。
昭和48年(1973年)3月22日、資源減少による鉱石の品質の悪化、坑道延長が長くなり採掘コストが増加し、山ハネなどにより採掘が危険となったことから閉山し1200年の歴史に幕を閉じた。坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達している。
坑道の総延長は350km以上、フルマラソン大会8回ほど行えるほど掘られています。長い。
坑道の入り口には送気している手子がいた。
君がいないとみんな窒息しちゃうからね、偉い。
坑道の最初は開坑まもない作業風景を再現されていました。
ちなみに、機械仕掛で動いています。
坑道は気温が変化しづらいこともあり、熟成用のワイン蔵としてよく利用されています。
いつか飲めるようになりたいなぁ。
坑道を進むと、一気に装備が近代的になりました。
坑道爆破体験もできます。
音と光での再現ですが…。
最初見た時は「ぶっ放せるの!?」と思いました。
坑道では湧き水が湧いていました。
太閤水というそうです。飲んではいけないそうです。
そのおいしさを激賞し、茶をたてたという由来があるそうな。
の、飲みたい…。
坑道をもっと進むと、作業風景が古くなった。
バック・トゥ・ザ・フューチャー2か、ここは。
出口にはやたらイケメンな見廻役人が坑道を見張っていた。
鉱山から出たら金銀錫を手に入れよう
鉱山スポットのお楽しみといえば、鉱石探しである。
おみやげ屋さんの横に設置してあるぞ。
手箕を使い、鉱石を探す。
ここでは金銀錫が取ることができる。
もちろん、砂に後から金銀錫を混ぜているのでアトラクションでしかないのだが…。
鉱石探しに興じていると、おじさんおばさんと老人の中間層みたいな団体客がおみやげ屋に雪崩れ込んできて
20代の男が一人で水槽に向かって手箕を揺らす悲しい風景を見に来た。
米田昌平に寄せられた温かいお言葉
「金が取れるの?え〜、小さくない?」
砂金はとても小さいのです…。
「ここに銀もあったぞ!」
それは錫です…。
錫は楽しめるようにするための撒き餌なのです…。
「ここには金があったぞ!」
それは金色の砂です…。
「この金、瓶に入れといてやるわ」
金色の砂いれんな!ヤングジジイ!
「何が楽しいの?」
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