ドキドキ初・民泊
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日本でもニュースで耳にする機会の多くなった「民泊」。
香港で体験することになりました。
場所:男人街のそば
Bed (3), 4 beds in mix room, CAlvin-3 Mins to MTR
※リンク先は3番ベッド
1番、2番、4番
体験するきっかけは”うっかり”
香港行きを決めたのは、香港のLCCから「セールやってますよ〜、安く香港に行けますよ〜。」ってお知らせが来たから。
チケットが取れる日と休みがちょうど重なっており、往復で2万円以下という激安でチケットを入手できました。
チケットを入手後に「あ、宿を取らなきゃ」と思いました。
普通は宿も調べた上で飛行機のチケットを取るものなんですが・・・。うっかりしてました。
調べてみると男一人が安く泊まれるホテル、ゲストハウスがうまく見つからなかったんですよ
。
その時、ふと”民泊”という言葉が思い浮かびました。
民泊安い!けど怖い!
で、民泊大手サイト「airbnb」へ。
”エアバンブ”って読むと思っていましたけど、「エアービーアンドビー」が正しい読み方なんですって。
読めねぇよ。
香港の民泊できる所(ホスト)を検索してみるとお手頃な宿が出てくるわ出てくるわ。
やはり、大体がドミトリー(相部屋)。
ホストが外国人で相部屋全員、外国人ってやっぱ抵抗あるなぁ〜。
けど、泊まれる場所が民泊しかない。
口コミを信じて香港の「CAlvin」のお家に泊まることに決めました。
airbnbを通じて、CAlvinから宿へのアクセス方法が懇切丁寧に届けられました。
「まず鉄のゲートはセキュリティ上閉まってるけど、呼び鈴を押してくれ!
次にエレベーターで部屋に向かってくれ!」
…、呼び鈴を押したらどうなるのだろうか。鉄のゲートが開くのだろうか。
それだとセキュリティの意味が無い…。
呼び鈴を押したらインターホンで要件を聞かれて、オッケーだったらゲートが開くのだろうか…。
そんな堪能な中国語力も英語力も無いのだが…。
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そんなことを思案しながら宿のある「大觀樓」というアパートに辿り着いた。
すぐ横にセブンイレブンがあり、観光地の一つでもある男人街がある。
えーと、まずは呼び鈴を押してくれだったっけ。
…、呼び鈴がぶっ壊れているのですが。
鉄のゲートの向こうにガードマンが見える。
すっごい爆睡してるけど…。
鉄のゲートをガンガンノックして起こしてもいいけど
ガードマンを説得させてゲートを開かせるトークスキルなんて無いっての。
けど、お金を振り込んだのに宿に泊まらないってのも癪だしなぁ。
えぇい!ままよ!と鉄のゲートをガンガン叩きました。
飛び起きるガードマン。
あわてて、机の下に手を伸ばす。
鉄のゲートが開きました。
う〜ん、ガードマンさん。
僕はここの住民でもない。
服装も宅配業者には見えないでしょう。
なんで、鉄のゲート即開けなの…。
セキュリティとは…。
エレベーターを使い、部屋の扉に辿り着きました。
ナンバーロックを外し、部屋に入るとまず洗面所があり、トイレ、シャワーがあります。
さらにナンバーロックを使い、4人部屋に入ります。
「この中には3人の外国人がいるんだろうなぁ。
部屋に入ったらハローなんだろうか、香港だからニーハオなんだろうか。
とりあえず、ハローかな。」と思いながら、ナンバーロックを外し
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「ハロー」と言いながら扉を開けます。
3畳くらいの部屋に二段ベッドが2つ。
ベッドに横たわりスマホを眺めていた先客3人は
入室した僕を横目でチラッと見るやいなや
興味を無くしたようにそれぞれのスマホをまた眺め出しました。
「あぁ、ここは安全だ…。でも、なんか思ってたのとなんか違う!」
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ベッドには一応、セキュリティボックスがついていました。
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といっても、安っぽい鍵付き貯金箱を壁に据え付けただけなので
セキュリティできるかは謎です。
最終的にホストであるCAlvinには一度も会うことがありませんでした。
本当に泊まれる場所だけ欲しいって人にはオススメかも知れません。
ゲストハウスの過干渉気味な日本人にうんざりするときがよくあるのですが
全くの無干渉というのもそれはそれで寂しいような、でも居心地がいいような…。