世界の狂日本語集めてみた
海外には親日家、日本に好感を抱いている方や
「まぁ、日本人って金持ちだし?日本語の看板で日本人を呼び寄せようぜ?」的な方が
日本語の看板を掲げていたりします。
でも、日本語は世界的に見て難しい言語に位置付けられています。
この記事では不自然な日本語を狂日本語と名付け
私が歩き回って見つけた”世界の狂日本語”をご紹介していきましょう。
台湾の狂日本語
頑張って激辛ラーメンを食べよう
台湾にある「妖怪村」は日本の妖怪のテーマパーク。
テーマがテーマだけに日本語があちらこちらにあるのですが
激辛の「地獄拉麺」の看板に歌舞伎役者が「頑張れ!」と激を飛ばしていたりして
なんかちょっと違くね!?って感じです。
変なバイブ
台湾にはやたらめったらUFOキャッチャーがあります。
地下街にUFOキャッチャー、夜市にUFOキャッチャー、スーパーにUFOキャッチャー。
もし、台湾旅行に行って一度でもUFOキャッチャーを見なかったら…。
凄い褒めてあげます。
ポケットサイズのバイブが景品にありました。
パッケージには
「世界最小マツサージの棒」
「ぞうーもし、この愛に」
なんて書かれています。良い狂いだ。
海辺のアイスクリーム
海辺にあるアイスクリーム店。
某ラノベのタイトルを想起してします。
神々しく参上
観光地として有名な「日月潭文武廟」の看板。
「ご光臨するのを歓迎します」と大仰に書かれている。
中国語で「ようこそいらっしゃい!」を「歓迎光臨(ファンイングァンイン)」と言う。
(コンビニやスーパーのアナウンスで良く聞くよね。)
それをそのまま直訳かけたのだろうか?
光臨と聞くとこんな風に神々しいイメージをしてしまう。
龍山寺付近の果物屋さん
龍山寺付近の地下街に果物屋の看板があった。
よく見ると
「マンゴーの砂」だったり
マンゴーシャーベットと書きたかったのだろう
「クールたけのこ」だとかわけのわからないことが書かれている。
”涼筍”は台湾の茹でたタケノコを冷やした料理だ。
日本でいう冷しゃぶ的な食い物。
けど、”クール”という西洋な響きと
”たけのこ”という土っぽい田舎くさい響きの相反した感じが良い感じの狂い具合だ。
間違っては無いけど、なんか違うような気がする
「日本料理 池袋」。
ご丁寧にひらがなでルビが降っている。
個人的に”池袋”にあまり日本料理的なイメージを湧かないのだがどうだろうか。
このアイスキャンディー、塩辛いぞ
製塩で栄え、今では塩テーマパークになっている「七股塩場」。
名物の塩が効いたアイスキャンディーは
「塩辛いアイスキャンデーシリーズ」と書かれている。
実際は塩バニラという感じでおいしいのだが
塩辛いと書かれるとネタに走っているように感じてしまう。
残念だ。
https://tinspotter.net/taiwan/tainan/6369/
香港の狂日本語
このラーメン、混乱できる
香港には「混乱ラーメン」というラーメン屋がある。
二郎系ラーメンなのだが、”混乱”とは一体。
つづく
香港の路地のストリートアート。
一体どんな日本語チョイスセンスで「つづく」を壁に描いたのだろうか。
香港の不良には”つづく”という文字の形が最高にクールでイケてるのだろうか。
シンガポールの狂日本語
シンガポールのスマホガジェット店。
「ノミのパーティ」
「これは読みますか?はははははは!」など狂気的な日本語が書かれている。
どんな原文を機械翻訳したらこんな文章になるんだろうか。
ロシアの狂日本語
ロシア人はスイカがお好き?
ロシアの地下鉄名物クソ長いエスカレーターで地球のマントルまで向かっていると…。(嘘)
エスカレーターに「スイカ」と落書きされていました。
スイカって…。ロシアって寒いイメージ。スイカは夏のイメージ。
正反対のイメージだがロシアではスイカはよく食べられる果物のようだ。
それにしても、わざわざスイカって…。
地下鉄を出て、ふとゴミ箱に目をやるとなんとスイカ半球が完食されて捨てられていた。
たまげたなぁ。
中国 上海の狂日本語
お寿司の名前、もうちょっと頑張れ
日本食といえば”寿司”なのだろうか。
世界のあちこちで寿司屋さんは結構見かける。
”フォアグラ巻”とは豪勢な巻きずしだなぁ。
”マグロとアボカドの巻”、まずくは無さそうだ。
“帝王とカニ肉のシーザーサラダ”、帝王をサラダの具材ごときにしていいのか。