シンガポールの売春街「ゲイラン地区」
ゲイラン地区は2010年代に至っても都市再開発がなされず、1960年代 – 1970年代の古い町並みが残されており、ジェントリフィケーションの影響もあまり見られない。
昔ながらの歓楽街であり、カラオケ、安宿街、安くて美味い不衛生な食堂、外国人労働者居住地区などが集まる。
シンガポールといえば、清潔、治安が良いという印象がありますね。
しかし、ゲイランという街はシンガポール唯一の売春地区。
そもそも、「ゲイラン」っていうのも”男の街”って意味があるんだって。
どんなスラム街で毒性器の持ち主がウロウロしているのか見に行きました。
昼のゲイラン
まずはお昼にゲイランにやってきました。
ちなみにゲイランでの売春可能時間は14時~翌3時までなのでお昼だからといって油断は禁物です。
さすが、売春街!アダルトグッズ屋があります。
歩道沿いからラブドールが丸見えです。
▲ブレブレなのが惜しい…
レストランの前にはロボットが突っ立ってます。
あぁ、日本のペッパーのパクリか!
お盆の上にはそのレストランのメニュー。
モニターは安っぽいandroidタブレット。
ペッパーのようなうっとうしいコミュ力はありません。
「ロボットだからって無視しないでください~」とか言いません。
だって、ハリボテだから。
ケツがセクシー!エロイ!
ドリアン屋が多く並んでいるのがゲイランの特徴
さて、ゲイランを歩いていると臭い。
これはゲイランあちらこちらにあるドリアン屋の臭いだ。
”世界一臭い果物”、”果物の王様”という名で日本でも有名なドリアン。
皮を剥かずとも独特の臭いがプンプン漂うし、そんなになくていいだろってくらいドリアンがある。
果実は人の頭くらいある。
ドリアンにも品種があるようだが、お値段3つで800~1000円くらい。そんなに高くないね。
観光客向けに皮を剥かれたドリアン果肉も販売されている。
容器のラップを剥くと、臭ッ!!!!!!!!
日本人の果実に対するイメージからかけ離れた臭いだ。
腐った玉ねぎ、漬物の失敗作、変なガソリンのような臭いがする。
俺がドリアンを世界で最初に見つけたら、間違いなく毒のある果実だと判断して捨てるぞ。
でも、ヒドイのは臭いだけで味はイケるじゃねーの?
食べてみます。果肉の質感は白あん、カスタードクリームのような感じ。
光景としてはプーさんがツボからハチミツを手にどっぷり漬けて食べる、あんな感じです。
味は…臭すぎてわかんねぇよ!!
クソマズイじゃなくて、クサマズイだよ!
体内にドリアンの臭気が満ち溢れているのを感じるよ!
こりゃあ、シンガポール国内で公共交通にドリアン持ち込んだら捕まるのもわかるわ!
「Wonderful Fruit Enterprise Pte Ltd」
住所:147 Sims Ave, シンガポール 387469
ドキドキ夜のゲイラン
日も暮れて夜のゲイランにやってきました。
個人的には”売春街”っていう割には治安は悪いと思いませんでした。
普通に親子連れとか女性一人とか歩いてましたし。
冒頭で紹介した安くて美味い不衛生な食堂が開店しています。
安くて、美味いと二度、褒めた後に不衛生と侮辱したのはなぜだろうか。
適当にうろついて23時間営業の「ABC BISTRO」にぶらり立ち寄ることに。
好物になったインド料理、ドサイ。100円くらい。
安い!味はまぁまぁ。
夜のドリアン屋はとても繁盛しており、テーブルでは家族やカップルでドリアンを食べまくっている姿も。
やべぇよ・・・やべぇよ・・・。