日本でもお馴染みの饅頭。みなさん好きですか?
太陰暦4月5日~9日、香港の離島の長洲島にて
長洲饅頭節というお祭りが行われます。
このお祭りはその名の通り、饅頭を祀るお祭りなのですが…。
その饅頭の量の異常さ、まさしく奇祭です。
長洲島はフェリーで最短30分
長洲島に向かいましょう。
セントラルフェリー乗り場5番乗り場に(Central Ferry Pier No.5)向かいます。
香港でおなじみオクトパスをピッとするだけで乗船できます。
日本式のフェリー搭乗手続きになれてると手軽すぎて困惑します。
フェリー乗り場から長洲島のフェリーは高速船で30分、普通のフェリーで1時間程度。
運航ダイヤも深夜、早朝の便もあります。
異国の離島ですが、容易に行くことができます。
饅頭!饅頭!圧倒的饅頭!
島に着くと、お祭りムード全開です。
小さな離島ですが、深夜まで営業しているスーパーやマクドナルドがあります。
まるで都会だ…。
人の流れについていき、「長洲北帝廟遊楽場」に行くと
白い巨大なタワーがあります。
このタワーは饅頭でできています。
そして、祭りの最終日、このタワーに島の若い衆がよじ登るフィナーレが行われます。
饅頭のタワーを登るなんてどんな奇祭だ…。
※現在、この登るためのタワーはフェイクの饅頭でできています。
こちらがフィナーレの動画。
日程的に見られなかったのが残念です。いつかリベンジしたい。
島の至る所には饅頭節を象徴する饅頭タワーが鎮座。
「饅頭タワーを祭壇に運べ、運べ~!!」
「うおーー!!!」
「車を使えば楽なんだぜ」
島の饅頭屋はフル回転でお土産の饅頭を作りまくっています。
饅頭の中身はどこのお店も”こしあん”、”蓮あん”、”ごまあん”でした。
日本ではなじみの薄い”蓮あん”。栗に近い味わいです。
饅頭の皮は日本のまんじゅうよりも締まっていて、かなり食いごたえがあります。
これで9HKD(150円程度)なので、お買い得です。
2018年からサンリオとコラボ饅頭が作られていました。
お値段はふつうの饅頭の倍ですがw
リアル饅頭だけでなく、饅頭をモチーフにしたキーホルダーやクッションも発売されていました。
僕が訪れた日は饅頭節の初日。
祭りの開始の儀式や京劇が行われていました。