その名も耳観音
場所は山口県宇部市。
川沿いの県道30号線を走ると突如として「耳観音」と書かれた手書きの看板が現れます。
個人的に観音といえば、神秘的なワードが頭につくものと相場が決まっていました。
が、耳とは。
早速、行ってみましょう。
場所:山口県宇部市東吉部
詳しくはここ
耳観音の伝説をおさらい
今回やってきたのは実は二度目。
最初やってきたのは2013年頃です。
道中には、この「耳観音」伝説についての看板が立てられています。
2013年から3年ぶりに伝説を振り返ってみましょう。
戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将
内藤隆春の家臣の一人が耳の病気を患い
破門されます
峯にある滝で祈願していると
ある日、大きな石灰岩の中に人の耳の穴に良く似た穴があることに気づきます
その穴を指でなで、その指で自分の耳を触れると
かすかに虫の声が聞こえるようになりました
それを毎日繰り返し、耳の病が治り
破門を解かれたという伝説があります
そうして、地元の人は穴の開いた石を持って
その岩をお参りに行くようになりました
という伝説があったんですねぇ。
不思議な伝説です。
穴の空いた石を握りしめて耳観音へ
伝説の通り、ここでは穴の開いた石を持ってお参りに行くのが習わしです。
え?穴の開いた石なんて持ってないですって?
ご安心を!
この通り、穴の開いた石として古銭が用意されております。
え〜と、これって貴重なものなのでは無いでしょうか?
とりあえず、一枚握りしめて耳観音様へ向かいます。
道中はっきり言って、山です。
山歩き出来る格好をしていきましょう。
マムシやハチも出るみたいです。ハードコアな参道だな〜。
こちらが耳観音様。
見事な耳っぷりです。これ以上にない耳です。
観音というより、耳です。でかいです。
マギー審司もびっくりです。
自然が生み出した奇岩に穴の空いた石を持って祈願しに行きませんか。
2013年9月頃の耳観音
道端にこんな看板が
こいつはクセ~~~~!!
珍スポの匂いがプンプンするぜ~~!!
砂利道
穴の開いた石を持参しお参りしてください
そんな穴の開いた石なんてどこに・・・
あった
これ、貴重なものじゃないの?
こんなにジャラジャラあっていいのかな?
参道
参道・・・?
そうして進んでいくと
山の中へ
耳石、願い石というそうです
けっこう耳っぽいぞ!!
耳の悪い方ぜひ