秋葉原の電気街にある「あだち」という“老舗”という言葉が似合う食堂。
ネットで調べたり、お店の看板をみると尋常ではない量の米が出されるようで。
「あだち」の米の量は日本語が歪む
お店の前の看板によると
大盛り:7kg
普通:3.5kg
少なめ:2.8kg
擦り切れ:600g
ものご飯が提供されるようです。
どういう人間の大盛り、普通なんでしょうかw
グーグルマップの口コミには星5の評価、星1の評価で真っ二つに別れています。
あだちの店主はこんな感じ
手ぬぐいねじりハチマキのよく喋るご主人がいます。
そして、ご飯の盛りに注文と大きな誤差を気分によって発生させます。
これは江戸っ子だからだそうです。江戸っ子ってそうなの。
感覚的にメイド喫茶と同じような感じです。
メイド喫茶に純粋に喫茶の部分のみを求めていくのって変化球的じゃないですか。
メイドさんがキャピキャピ接客しに来ますよね。(勝手なイメージ)
ある意味、メイドさんとご主人様あってメイド喫茶という世界が出来上がりますよね。
それと同じ。
「あだち」のご主人と我々が「あだち」を作り上げます。
おしゃべりでお米を大量に継ぎたがるメイドさんと思えばオッケーです。
萌え要素がありませんが。
あだちの料理は…
お店の売りはおいしいお米とおいしいからあげです。
まずメニューを選びます。
あまりに自慢の逸品なので、あだち(からあげ)セットを強く強く推奨されます。
なので、あだちセットで良いと思います。
おかずが出来上がると米の量を選びます。
「うちの店の米の量は半端じゃねぇぞ!」と脅かされます。
「夜、口笛を吹くと蛇が出るぞ!」的な茶目っ気のある脅かし方です。
誤差がデカイ。さすが江戸っ子、どんぶり勘定。
「店主が江戸っ子気質のため写真と異なる場合がございます。」
江戸っ子に薬剤の調剤はまかせらんねぇな。
からあげの味ですがご飯がすすむカレー味です。
もも肉なのでサラッと食べられます。
岩くらいの大きさです。
他にポテトコロッケと揚げ春巻き二本、おでんと柴漬けがあります。
からあげの味は正直言えば、これよりおいしいからあげを僕は知っています。
肉が大きいので、もも肉の淡白な味わいが味付けの濃いめチェーン店系と比較すると物足りないって意見は賛同します。
付け合せのおでんはめちゃくちゃ美味しかった。
「あだち」に向かない人
テーマパークやメイド喫茶にその世界感に入ることに強い抵抗があったり、一歩引いたところで見ちゃう方は難しいかなぁ。
流石に秋葉原で50年以上、三代続いてるお店だけあって
ラーメン二郎のような独特の世界観があります。
ラーメン二郎もメイド喫茶(軍服とかくノ一喫茶もあるようですが)も特有の世界観が認められる東京。
しかし、口コミをみると「あだち」の世界観がやや認められていない節があるのは残念だなぁと思います。
知り合いが行くなら覚悟して行けといいますが。