道南の珍スポット、変わった観光地Hな観光地☆

「日本郷土玩具館 童心館」は真面目な博物館かと思ったら、エロスな秘宝館要素が!

郷土玩具、それはメーカー自主規制が無いおもちゃ達

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最近のおもちゃにはうんざりです!
例えば、剣のおもちゃならば怪我をしないように刃の部分は軟質パーツでできていたり
振り回しても安全なようにさほど長くない、ビームが出ないなど
おもちゃメーカーの自主規制によって、本来ヒーローが持っている武器とはかけ離れたおもちゃになっています。

しかし、かつて日本にあった郷土玩具は自主規制などありません。
上の写真を見てください、でっかいおちんちんを・・・。
子供は意外とおちんちんとかお尻とか大好きなんですよ。
しかし、ヒーロータイムにはおちんちんやお尻は出てきません。
もしかすると、子供は「大人になるとおちんちんやお尻は無くなってしまうの!?」と思ってしまうに違いありません。

今こそ、郷土玩具の出番です。
「大人になってもおちんちんやお尻はあるんだよ。」そう、子どもたちに語りかけています。

住所:古宇郡神恵内村大字珊内村256番地
ホームページ

神恵内村の廃校を利用した博物館

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北海道の過疎化が進んだ地域では廃校を再利用し、店舗や博物館に利用しているケースが多いです。
「日本郷土玩具館 童心館」も平成10年に廃校したものを再利用した博物館です。
けっこう近代的な作りの校舎です。

郷土玩具が5000点以上もあり、実際に触れられる

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博物館の方にお話を伺うと郷土玩具が常設、期間展のものを含めると約5000点あるそうです。
元々はもっと展示数は少なかったのですが、寄贈がとても多く寄贈品のほうが大半を占めているとのこと。
また、この郷土玩具館を海外から訪れる方もたくさんいるだとか。

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土鈴収集家の方から、コレクションを寄贈していただいたそうで土鈴展が行われていました。
「実際に手に触れてみては?」と勧められました。鳩胸爆乳のお相撲さんの土鈴だなぁと思いながら見ていると・・・。

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秘宝が混じっていました!
これだから郷土玩具は恐ろしい・・・。

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「57.9.5
篠栗で」とのこと
篠栗町は福岡県にあります。行ってみようかなぁ…。

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目を引いたのが愛知のでんでん太鼓。
普通のでんでん太鼓って、玉が先にくくられた糸が二本ついた太鼓をクルクルひねることで太鼓の面に玉を当て鳴らすおもちゃ。(シンプルなおもちゃな故に文字で解説しようとするとめんどくさいな!)
しかし、愛知のでんでん太鼓は筒を吹いて、それが風車を回転させ、風車の軸に取付けられた人形が太鼓の面に当たるという構造。
愛知の人間は変わってんな!

珍絵馬も数々

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郷土玩具と共に、変わった絵馬の展示も行われていました。

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ち〜んま〜んで有名な愛知県の大縣寺の絵馬です。
立派なち〜んま〜んです。

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京都の鞍馬寺の「羊」とどストレートに書かれた絵馬です。
一周回って変わり絵馬ですよ、これ。

凧のコレクションは珍しいらしい

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二階に案内されると、そこは凧コレクションでした。
約1000点ほどの凧を展示されているのですが、これほどの規模の凧コレクションはあまり無いらしいです。
それはなぜかというと、昔ながらの凧に使われる和紙はとてもデリケート。
本州で保存しようとすると湿度の調整が大変らしいのですが、北海道の湿度の低い気候が凧の保存と相性が良いんだからとか。

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日本中の変わった凧を展示してあります。
復刻品等でなく昔ながらのものを展示してあるのでいい感じのレトロさです。

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わが町山口県の鬼揚子(おにようず)の展示も有りました。
「山口県から来たんですけど、鬼揚子有りましたね〜。いいですね〜。」と言うと、「山口県からわざわざここに!?」と言われました。
確かに海外からくる人って、おそらく民俗学とかそういう研究をされている方なんだろうなぁと思いますけど
山口県からここをたまたま通りかかって入ったって結構な奇人ですよね…。

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なんと倉庫にも案内していただきました。
損傷が目立つものも多々有りましたが、この倉庫のものの秘宝率の多さと言ったらすごかったです。

魅惑の激エロスポットはまだまだあるぞ!

性神・珍宝・秘宝館

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