バイクハック猫猫バイク入門

寒すぎんよ!!ライダーの冬の防寒インナー講座

ライダーの冬のインナーはどんなのがいいのだろう?

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「さ、寒い!!」


「ヒートテックを着てダウンジャケットを着てるのに寒い!!」

「君は服装(ウェアリング)がなっちゃいないな」

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ウェアリングという知識、冬のバイクという過酷な環境

「ウェアリング!?なんだそれ?」

「いかに服装をカッコよくするのがスタイリングなら
いかに服装で快適な環境を作り上げるのがウェアリングだ!

「でも、ぼくはヒートテックを着てダウンジャケットを着てるんだ!あったかいはずだ!」

「バカチン!!時速60km/hで走ったとき大雑把な計算だけど
体感温度は気温-15℃程度になる!

「今日の気温が5℃だから、体感温度は-10℃ってことかよ!」

「ということで、そんな極寒にも負けない服装を選ぶ技術ウェアリングを伝授しましょう」
*本格的な登山をする方へ向けた記事ではありません

下着・インナー(ベースレイヤー)編

「まずは下着、役割は保温、快適性の保持

「ヒートテック!ヒートテック!時代は発熱素材じゃあああああ!!!」

「発熱したきゃ貼るホッカイロはっときゃ良いだろ!」

「・・・とはいえ防寒性を目的として作られた下着だから
保温性や快適性は当然高いのでヒートテックとかを選ぶのは悪くないよ」

「で、ベストな選び方は?」

保温性を目的とするなら生地は厚ければ厚いほど良いよ
それだと発汗とかの蒸れに弱くなるけど、ライダーだし発汗しないでしょ」

「蒸れるとなにかいけないの?」

「蒸れるたり濡れたりすると布はめちゃくちゃ冷たく感じる
乾いた軍手とびしょびしょに濡れた軍手をはめた時が良い例だね」

服(ミドルレイヤー)編

「下着の上に着る、トレーナーとかパーカーとかシャツとかそんなの
これも保温性と後述するアウターレイヤーの防風性の補助をする服を選ぶといいよ」

「なんか難しそうだね」

いやいや、別に生地の厚いものさえ着ればオッケーだよ
肌着の上にジャケット羽織っただけより何百倍もマシだよ
理想はゴアウィンドストッパーのインナージャケットかインナーダウンジャケット」

「ダウンジャケットをインナーに!?」

「アウターに着るものと思われがちなダウンジャケット
その実はアウターよりもインナーに適した服なのだ

「最近、薄手のダウンジャケットが販売されているけど
あれこそインナーに着るためのもので
ダウンジャケットの利点はなんと言ってもデッドエアを多量に含めるということなのだ!!

「で・・・デッドエア!?(必殺技かな?)」

「焚き火を想像してほしい」

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「焚き火の炎は約2000℃程度、それから1m離れたくらいで暖まることができる」
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「次は仮に長さ1mの浴槽の端っこを100℃にした風呂がある、こんな風呂入りたい?」

「入りたくないよ!大やけどだよ!」

「要するに!空気は伝熱性がもっとも悪い!暖かい空気を身にまとうことこそが最も高い保温の考えなのだ!!」

「え?でもあったかい部屋でも窓開けたらすぐ寒くなるよ」

「それは換気、部屋の空気が冷たくなったんじゃなくて
部屋と外の空気が入れかわったからだよ」

「あ、そっか」

「ダウンは発熱保温性を持っている上にふわふわのもこもこだ!!
このふわもこが空気を含んでいるってことで伝熱性の悪さという利点を持っている!
これがデッドエアという考えだ!
ダウンは最強の保温材なんだよ!

「でもなんで、インナージャケットとするのがいいんだよ!!」

人間も体感温度-10℃の中でも36℃くらい体温と言う発熱している!
保温性が高いものは人の体に近ければ近いほど良いというわけだ!!

上着・ジャケット(アウターベース)

「はぁはぁ、上着は防風、防水性の高いもので・・・」

「まとめると
・生地が厚いほどあったかい
・いっぱい着るとあったかい
・ダウンはインナー向けもあってインナーに着るのが良いってことだね!」

「ぐぅう、よくできました・・・」

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