鹿児島の山の中にある「涅槃城」へ…
宗教団体「平等大慧会」が運営している「涅槃城」に行ってきました。
マジの宗教スポットは信仰の対象であるためこのサイトはあまり行きません。
しかし、「涅槃城」は「平等大慧会」が運営している観光地であり
一般の方もカモンな感じだったので行ってみました。
「涅槃城」への道のりは険しい…
本州最南端の佐多岬へ繋がる県道68号線沿いに「涅槃城」の看板はあります。
「無垢世界」というありがたい4文字。期待が膨らみます。
では、看板の通りに進んでみます。
山道!
落ち葉がちらばり、道路にはコケがうっすら生えています。
びっくりするほど山道です。本当にこの先に「無垢世界」があるのかと気になります…。
山を進んで辿り着いたぞ「涅槃城」
辿り着きました。
突然山道に現れる豪華絢爛な朱色の門。
狸に化かされているのではないかと思うほど、突然現れます。
門をくぐるのではなく横を通り抜けます。
そして、至るとこにある監視カメラにバッチリと訪問者は録画されます。
施設内の道、スーパーキレイ!
これが信仰の力なのか!?先ほどの山道がウソのようです。
広い&でかい!これが無垢なる世界か
施設の道を進むと見晴らしのいい地点に辿り着き…。
でかい!なんだあれは!?鹿児島県に危機が訪れた時、立ち上がるのか!?
と思ってしまうほど、でかい涅槃像があります。
全長33m、重さ約17tあるそうです。
一般の方向けの駐車場にやってきました。どでかくて、ど広いです。
駐車場の端っこに大型バイクを停めて、駐車場の対角線上から撮影してみました。
広すぎだろ。
涅槃城に一般人は立ち入ることできず、その横の資料館に入ることができます。
資料館では「平等大慧会」の概要と仏像の展示が行われておりました。
怪しい方がピッタリくっついているということもありませんでした。
「平等大慧会」オリジナルエナジードリンク「プライムテン」を飲んだ
写真右の売店に入りました。
「プライムテン」という平等大慧会オリジナルドリンクが販売されています。
これが以前は自販機で売られていたとか?残念ながら売店の冷蔵庫で販売されているだけです。
一本130円。プライムテンゴールドなる一本500円もするハイグレードなものもありました。
ん?
俺の知ってるプライムテンと違う!!(情報1)
リメイクされている!
ということは味も変わっているのだろうか?
まず飲む前に材料を見てみよう
・最高級品の高麗人参
・たくましく育てられたドクダミ
・紀州産の梅
癖の強いものしか入ってないじゃないか…。
これじゃあ、もはや”癖”を液体にしたものじゃないか!
ただエナジーが付きそうな原料達ではあります。
今では世界中で愛飲されているコーヒー。その歴史を振り返れば
9世紀のエチオピアで、ヤギ飼いの少年カルディが、ヤギが興奮して飛び跳ねることに気づいて修道僧に相談したところ、山腹の木に実る赤い実が原因と判り、その後修道院の夜業で眠気覚ましに利用されるようになった。
宗教と関係があります。
つまり、宗教というのは精がつくドリンクを開発するものなのです!
製造は広島県廿日市市になっている。
平等大慧会の本部が広島県廿日市市なのだ。安心した。
「プライムテン」飲んでみた
では飲んでみよ、臭いがマズイ!
香りを例えるなら芳しく香る温かい豆茶に近い!
でもこれ、冷たい炭酸飲料だぜ!?
では改めて、飲んでみるか…
飲んでみると意外と美味しかったりして…
飲むのが苦痛、捨てたい…
(飲んだ感想メモより)
どんな味かというと高麗人参とドクダミをサイダーに混ぜて、風味付けにちょっと梅を添えたような味です。
味も絶対リメイクしただろ!
捨てたい…という邪念が生まれましたが、全部飲みました。
宗教施設のど真ん中、監視カメラがたくさんあるという理由では決してありません。
ビールだって、子供の頃ちょっと舐めてみたらは苦かったけど大人になったら毎晩飲んでますって人いるでしょう?
僕は大人になったんですよ。
おみやげに渡したら一口飲んで、返されました。
これもガッツで全部飲みました。
海を超えた先にも宗教施設がある
ちなみに鹿児島湾の向こう側に平等大慧会が同じく管理する「宝台」という施設があります。
市営そうめん流しのそばです。
現在この施設は公開されていません。
残念です。
住所:鹿児島県指宿市開聞十町5670−2