ワークマンバイク・バイク用品関係

「ワークマン2017秋冬新作展示会」に招待された!社員を困らせるほど色々聞いたゾ

感動!夢の会場に招待されました

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東京のオシャレな女子の憧れが東京ガールズコレクションならば
僕の憧れは「ワークマン新作展示会」
なんと今回はワークマン様のご厚意により「ワークマン2017秋冬新作展示会」に招待されました!
ククク…ワークマン社員を困らせるほど質問してやるぜ…。

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ワークマン秋冬新作展示会、豪華すぎねぇか

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時は7月某日、神戸某所!
「ワークマン新作展示会」に入ることができました!

それにしても豪華すぎねぇか。
間違えてモーターサイクルショーとかの会場に入っちまったのかと思ったけど
やっぱりここ、「ワークマン新作展示会」で間違ってないようだ。

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社員さんに連れられて、超・ゴージャスな新作展示会をざっくり案内されました。
ワークマンといえば多数のワーキングインナー。
「ワークマンって機能が異なるインナー多いですよね、どれがいいか商品説明よく読まないとわかんないんですよ〜」
「そうなんですよ!社員の私でもよくわかんないんですよ!」
パンドラの箱を開いてしまったような気がした。

ライダー視点の注目新商品

STRECHシリーズの防寒性がやばかった

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去年の秋冬の期間中、13万着を販売した「STRETCHジャンパー」
一日あたり360着は売れている計算になるそうだ。
高いストレッチ性でストレス無く動き回れ、500gを切る軽量さとコンパクトさ。
それでいて、撥水性と防風性を兼ね備えたワークマン傑作商品である。

それに味を占めたワークマン。
STRETCH生地を活かした派生商品を今年はどんどん販売する予定だ。
それについてはこの後で。

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ワークマンの秋冬商品は
冬の日常生活をサポートする「軽防寒」と
冬のアウトドア、屋外作業をアシストする「重防寒」がコンセプトにある。

この「ファイバーダウンSTRECHブルゾン」は2900円ながら
下はTシャツ一枚。冬の札幌の屋外で発汗、電車内では熱すぎて脱ぎたくなる一品とのこと。
脱ぎたくなる服とは新感覚ですねぇ…。

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STRECH生地と中綿の相性はとても良いことに気づけました。
少ない中綿で高い保温性があるので、着ぶくれしないのに超暖かいんです!

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上の写真は「STRECHマイクロウォームパンツ」を進化させた「4D防風ウォームパンツSTRECH」

「STRECHマイクロウォームパンツ」は昨年、発売されるも大好評すぎて、俺が買えなかったやつだ!
マイクロ起毛で肌触りはなめらかなのにSTRECH素材でバイクの乗り降りにもストレスの無い可動性を実現している。

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これ以上進化することねぇだろと思ったが、進化してしまっているので履いてみた。
マイクロウォームパンツと比較するとスリムフィット採寸で
ポケットのデザインも最近の流行りを踏襲しているということ。

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太もも極太マンなのでスリムフィット採寸は嫌忌していたが
生地の伸縮性の良さのお陰で全然ストレスが無い!!
膝周りも採寸を工夫しているのも一因だろう。
また、防風シートを生地の間にサンドイッチしているので防風性能がマイクロウォームパンツよりも高くなっているのだ!
去年、マイクロウォームパンツ買えなくて良かった!!

まんまバイクウェアじゃね?「360℃リフレクトシリーズ」

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個人的に「まんまバイクウェアじゃねぇか!」と叫んだ「360℃リフレクトシリーズ」のジャケットです。
一見すると黒いジャケットですが…。

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フラッシュ撮影するとこの通り、生地全体に目立たないながらもドットの反射材が仕込まれています。
防水性8000、透湿性3000となかなかの防水透湿性を持っています。
ポケットも充実していて
謳い文句は「ワークマン史上最高の機能」
偽り無しです…。

みんな大好きイージス

「イージスオーシャン」侮っていました…

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ワークマンといえば「イージス」
2016年から「イージス」というブランドになり
派生商品として「イージスオーシャン」が発売されました。

オーシャン、つまりは”海”。
冬の釣り、特に投釣り向けに脇辺りの生地が強化されているのですが
実際の開発コンセプトはスポーティーなイージス
動きにストレスを与えない伸縮性のあるストレッチ生地を採用されています。

「イージス持ってるし、イージスオーシャンはいっか…」とスルーしていました。
しかし、今回着てみるとイージスとの違いがわかりました!

最大の特徴はストレッチ生地が使用されているため体にフィットします。
なので、中綿量はイージスと比較すると少ないのですが、防寒性はイージスオーシャンのほうが高い!
さらに生地の量が少ないので、イージスよりも軽いのです!

伸縮してフィットするのでバタつかないし、”オーシャン”なのに陸のライダーにもすげー良さそうです。
また、昨年のモデルは窮屈だったという声を受けて、胴回りや首周りが3cm大きくなり
ズボンは浸水防止とバイク乗りの満足感を高めるためイージスのパンツを踏襲したものに変更されています。

雪を滑れ!「イージススノー」!

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イージスブランドから新商品が登場します。
「イージススノー」です。
オシャレなウインタースポーツシーンをサポートするため、一見するとデニム地のような素材になっています。

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イージスではポケットが少なくて不便という声も受けて
ポケットの追加とリフトチケットを入れるクリアポケットが加わっています。
11月に発売予定とのこと。

そのうち、火山も涼しい顔で行ける「イージスボルケーノ」とか
宇宙も行ける「イージススペース」とか出てくんじゃねぇかなぁ…。

いろいろ試着したり質問したりしたよ

「これからワークマンの商品はどこを目指すの?」

ぼく
「作業着メーカーのワークマンですが、作業着らしくない商品がめちゃくちゃ増えていっています。
これからワークマンの商品はどこを目指すんですか?」
お店の人
「ワークマンは、”アウトドアのユニクロ”を目指します!
例えばユニクロが3980円で出すなら、うちは2980円かつ高機能、高耐久のものを発売していく感じです。」
ぼく
「なるほど、例えばアウトドアウェアって本格的な一流ブランドなら快適だけど、高い。
けどそれは、とても初心者には買えない。
じゃあ、安物を買うと快適じゃない、アウトドアを楽しめない。
そこでワークマンがアウトドアのユニクロという立ち位置ってすごくありがたいことだと思います。」

なんでワークマンは安くて高品質なの?

ぼく
「なんであんなにワークマンの商品は安くて高品質なんですか?」
お店の人
「ワークマンの商品のほとんどは柄のない無地の製品です。
柄があるとどうしても流行りがあるのでその年は売れるのですが、来年は売れない。
だけど、無地は流行り廃りがないので今年売れなくても来年も販売することができます。」
ぼく
「なるほど。」
お店の人
「さらにワークマンは日本の現場で働く方の私服も提供しようと思っています。
日本の現場で働く方は250万人と言われており、大きな市場ですので大量生産しても売れます。
売れますので大量生産でき、値段を下げることができるからです。」
ぼく
「ほえ〜(←ワークマンの戦略にど的中)」

イージスに新色は出るの?

ぼく
「イージスって新色出るんですか?」
お店の人
「前向きに検討中しています。」
ぼく
「あ、イージスって2017年は変更無いんですか?」
お店の人
「2017年は変更はありません!申し訳ございません!」
ぼく
「袖に指を通した状態で、ポケットに手を突っ込むとマジックテープに袖がひっかかって
袖が傷んじゃうんですよね(笑)」
お店の人
「防水性を取った形でマジックテープにしています。
が、バイヤーには伝えておきます…。」

「ライダー専用ウェアって出るの?」

ぼく
「昨年発売された、ライダー向け”BIKERS”。
あのようにライダー専用ウェアって出る予定ってあるんですか?」
ワークマンのライダー向け高耐水圧レインスーツ「BIKERS」先行インプレッション!【PR】
ワークマンのライダー向けレインスーツ「BIKERS」が発売されます! 高品質なウェアを低価格で提供してくれる「ワークマン」。 2015年には「イージス」「ライドオンイージス」などライダー向け冬用ウェアを販売しました。 2016...
お店の人
「現段階ではBIKES以上のライダー専用ウェアってのは難しいですね。
どうしても、あれ以上のものは一般ウェアではなくなりますので。」

“BIKES”は新しくなるの?

ぼく
「”BIKES”結構売れてますけど、あれはリニューアルの予定はありますか?」
お店の人
「それは大いにあります!”BIKERS”はライダーだけでなく丈夫なレインウェアを求められる現場職に大ヒットしました。」
ぼく
「あれ、明らかに肉厚ですもんね。」
ぼく
「もしリニューアルするとしたらどうなるんですか?」
お店の人
「膝パットは地面に膝をつく現場職の方には好評だったのですが、ライダーの方をはじめ、あまり評判は良くなかったです。
首周りの防水性を高めるレインネックガードもあまり評判は良くなかったです。
そこで次はそれらを無くして、透湿性を加えるか?など検討中です。」
ぼく
「”BIKES”ってなんで透湿性が無かったんですか?」
お店の人
「透湿性を無くして防水性を高める仕様にしました。
“BIKES”ほどの防水性を持ったまま、透湿性を高めるとなると現状ではGORETEXになってしまいます。」
ぼく
「あ〜、そうなるとお値段跳ね上がりますね。
ところで最近ワークマン、八角形のタグが製品についてますけど
アレ、GORETEXをモチーフにしてませんか?」
お店の人
「(笑)」

アルミ蒸着って有能だよね

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ぼく
「ワークマンほどアルミ蒸着ウェアを有しているメーカーって無いですよね」
お店の人
「アルミ蒸着は3倍の保温性があり優秀ですからね」
ぼく
「けど、あんまり着ている人いませんよねぇ
中がキラキラしてて嫌がられるのかな?」
お店の人
「そうかもしれませんね。
ワークマンのアルミ蒸着は銀一色ではなく黒いハニカム状のデザインがされています。
この黒い部分はアルミがついていないのですが、コレが放熱の役割をしていて快適な温度に調整されるんですよ。」
ぼく
「知らなかった!」

ワークマン内のブランドってどう違うの?

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ぼく
「ワークマン内には”Findout”、”FINE ASSIST”、”Filed Core”、”AEGIS”、”HEAT ASSIST”といった
いくつかのブランドがありますがどう違うんですか?」

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お店の人
「まず、“Find out”はスポーツウェアテイストのブランドです。
次に“FINE ASSIST”はワークウェアのブランドです。」

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お店の人
「続いて、“Filed Core”はアウトドアウェアのブランドになっています。」

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お店の人
”AEGIS”は高耐水レインウェアのブランドになっています。」

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お店の人
「そして、“HEAT ASSIST”は冬向けの高機能作業着という具合になっています。」

ワークマンの撥水生地製品ってどんくらいの防水性能?

ぼく
「ワークマンには撥水性だけが書かれたウェアってあるじゃないですか。
撥水性と防水性の違い※は知っているんですが、ワークマンの撥水生地の防水性ってどんなもんなんですか?」

※撥水は水滴をはじく性質を持った生地のこと
防水は生地が水を通さない性質のこと

お店の人
「ワークマンの防水性が書かれていない撥水性の製品でも結構高い防水性を持っています。
日常の雨くらいなら大丈夫です。
ですが、裁縫やファスナーが防水使用ではないので防水性を謳っておらず、撥水性のある製品として販売しています。」

これからワークマンはどうなるの?

ぼく
「これからワークマンはどうなるんですか?」
お店の人
「まず東京都内に旗艦店の出店を考えています。
また、来年からあのルイヴィトングループのデザイナーを招き、製品のデザインを良くしていきます!」
ぼく
「ワークマンがルイヴィトンデザインに!
やべーな!(←ルイヴィトンという響きにやられる人)」

もう…最高…

ということでワークマン新作展示会にお邪魔しました。
なぜか、一番最後まで会場にいて社員の方に
外部の人間だから許されるような質問をガンガンしました。本当に最高でした。
ワークマン様、今回はこのような機会を与えていただき誠にありがとうございました!

※この記事で紹介されている商品は発売時、仕様が変更になる場合があります。

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