台湾で125ccスクーターに魅了されて…

台湾にて125ccスクーターをレンタルしてツーリングしました。
実はその際に初めて125ccスクーターに乗ったのですが、メリットがヤバすぎて帰国後に125ccスクーターをすぐ購入しました。
「アドレス110」です。
110ccじゃないか、15cc足りてねぇぞって？気にしないで。

新車価格20万円とはたまげたなぁ…

アドレス110は諸経費込で20万8千円で購入しました。
日本の4大メーカーの現行125ccバイクでは最も安いです。
台湾のバイクメーカー「KYMCO」「SYM」を含めても最も安いモデルになります。

乗りごこち

アドレス110はアクセル開け始めからリニアに発進、加速するような感じです。
スクーターってアクセル開けてあるところからカツーンと前に出るようなイメージだったのですが
良い意味で裏切られました。
最高速度は頑張れば90から100km/hいきそうだなーという感じ。
バイク屋さんにdio110（2011年モデル）と比較してもらったところ
「明らかにこちら(アドレス110)が良い」そうです。
（ただし、dio110は2015年にエンジン周りの大幅な変更ありました。）

また、排気音（マフラー音）が良く言えばワイルド、悪く言えばちとやかましいです。

ちなみにリアサスは調整不可です。
個人的に硬めのような印象を受けました。
海外では大人二人乗りどころか家族四人が乗るのも当たり前なので
大人一人では硬く感じるセッティングなんでしょうかね？
サスの当たりがついてないだけという可能性もありますが…。

125ccスクーターとしては大径の14インチホイール。
これが直進性を高めており、フラフラするということはありませんし小回りが効かないということもありません。
ただ、シートがかなり高いです。
少なくとも私が乗っているNC750X LD仕様よりも足つきが悪いです。
小柄な方は気をつけたほうが良いと思います。
足元は狭めですがシートが高いので窮屈だとは思いません。
足を投げ出して乗るというのは諦めてください。

燃費

燃費は通勤で51.6km/l。
驚異的な燃費ですね。
ツーリングに使うとさらに燃費が伸びるでしょうね。
タンクは5.2Lなので200kmくらいで給油することになるでしょう。
最近のバイクはデジタルインジケーターばかりなので、久々にアナログな針のメーターを見ました。
オドメーターしかなく、トリップメーターが無いのが残念です。

荷物、積載

メットインは「狭くはないな」と言った感じでしょうか。
メットホルダーは2つ用意されていますのでヘルメットに関しては問題ないと思います。

メットイン内には大きめのヘルメットは入りません。
フロントパネルには500mlペットボトルが入るポケットが2つあります。

コンビニフックを活用すればたくさんの荷物をボックス無しで運べます。
いやぁ、便利便利。

dio110と比較して

dio110(2015年モデル)と比べると
アイドリングストップ機能とフロントパネルのポケットの数程度にしか違いがないように見えます。
スペックを比較すると
アドレス110は112ccエンジンで最高出力で直進性を高めたツーリング重視。
dio110は108ccエンジンでトルクの街乗り重視のような印象を受けます。

※といってもほぼ同排気量で同じような車格のバイクの比較なので”どちらかと言うと”ですが…。
PCXと比較するのも車格が全然違いますし、エンジンもあちらは水冷なので比較しません。

dio110にはアイドリングストップ機能がついています。
「エキセントリックで燃費が良さそうだ！」
「バッテリーに負担をかけそうな機能をつけるな！」
評価は真っ二つ、賛否両論ですね。
メットインはアドレス110のほうが広いと思います。

ただし、2016年ミラノショーで新しいdio110(あちらでは「VISON110」という名前)が発表されました。
メットイン周りを改良されていると思うのでdio110の購入をお考えの方は
もうちょっと待ってみるのも手かもしれません。
（でも、今ホンダ用品キャンペーンやってるしな〜。）

半年乗ってみて

絶賛、足として稼働中です。
「アドレス110どう？」って聞かれると
「程度良いの中古125ccスクーター買うくらいだったらアドレス110新車買ったほうが良い」と言っています。

おまけ アドレス110新車購入キャンペーンのボックスリュック

2016/11/1〜2017/3/31までの間にアドレス110を新車購入すると
「アドレス印のボックスリュック」がもらえます。
これがMVアグスタのブルターレだったら「どうだ！ブルターレのリュックだぜ！」「うぉ！お金持ち！」ってなりそうですが
アドレスだと「どうだ！アドレスのリュックだぜ！」「へ〜」ってなりますね。

輸入は南海部品のようです。

11インチのノートパソコンとサイズ比較するとこんな感じ。

蓋の裏側がファスナーポケットになっており、背中の部分も大きなポケットになっています。

大きなポケットの対面側にもスマホやモバイルバッテリーが入るくらいのポケットがいくつかあります。

アドレスのロゴの横のファスナーは独立したポケットになっています。

背負った時の右わき腹あたりにもファスナーがあります。
リュックの肩紐から片方の肩を外してリュック内部にアクセス出来るファスナーです。

リュック両脇には500mlペットボトルが入るくらいのポケットがついています。
総括しておまけにしてはよく考えられたリュックだと思います。