ネットで話題の激安快適カスタム
ネット上で静かなブームのバイクカスタムパーツ「J-113A」です。
名前というより、型番ですね。
「これをバイクに取り付けるとクルーズコントロール搭載のようになる」と話題です。
君は”スロットルロッカー”を知っているか
まずは「スロットルロッカー」
(日本国内では「スロットルアシスト」)をご説明します。
要はバイクハンドル部に取り付けられる板です。
これを取り付けると、アクセルを捻って操作するのではなく
手のひらで押さえ込んでハンドル操作ができるようになります。
右手が楽になる、長距離移動に最適、まるでクルーズコントロールというレビューがずらりと並んでおり
amazonベストセラーになっています。
しかし、スロットルロッカーアンチは
「バイクのハンドルというものは握りこまないものだから、普通は疲れないものだ。この商品を褒めるということはバイクに乗るのが下手だと宣言しているようなものだ。」という意見を持っています。
これは以前の僕の意見なんですがね。
70円で代用品が買える
とはいえ、バイクハンドル部に取り付けれる板。
こんなものの代用品は大きいホームセンターに行けば売っています。
「イレクタープラスチックジョイント J-113」です。
塩ビパイプ売り場に売っています。
取り付けた結果
結果から言うと早くこれを取り付けろ。
NC750Xの欠点である重めのアクセルが解消されて、快適バイクになるぞ!!
愛車であるNC750Xには無加工でしっかりと取り付けることができます。
取り付け時に注意したいことは、取り付け角度です。
角度が上すぎるとフロントブレーキをかけても、板に手首があたってアクセルが開いてしまいます。
角度が下すぎるとスロットルロッカーとしての意味をなさなくなります。
自分的なベストな角度は、地面と水平がベストです。
ベストな角度は手の大きさ等で変化してしてくるので、しっかりと角度調整をしてください。
ベストな角度を出して900kmほど、このJ-113をスロットルロッカーとして
高速、下道含め走行しましたがフロントブレーキかけた時にアクセルが開いてヒヤリ!ということはありませんでした。
※私個人の使用感想です。
このスロットルロッカー、J-113の恩恵を受けることができるバイクは
NC750Xやビックスクーター、アメリカンバイクといった低回転エンジンのバイクでしょう。
逆にアクセル開度が大きい低排気量MTバイクや2stバイクにはスロットルロッカーの効果が無いと思われます。
まとめ
僕の右手の中指、薬指の付け根にはタコができています。
バイクのハンドルを握り続けて生まれたものです。
毎回ロングツーリングに出かけると、このあたりがヒリヒリと痛くなります。
スロットルを捻らないとバイクは走らないのでハンドルはどうしても、僅かな力でも握らねばいけません。
スロットルロッカー、J-113は70円でバイクのハンドルを捻るものから、押しこむものに変えてくれます。
試走の900kmのロングツーリング後、僕の右手は痛くなっていませんでした。
何度も言いますが、「バイクのハンドルは力を入れて握りこまないものだから、普通は疲れないものだ。
この商品を褒めるということはバイクに乗るのが下手だと宣言しているようなものだ。」という意見を持っていました。
その自分が、まさかこの道具を褒めるとは思ってもみませんでした。
※この「J-113」の使用方法は本来の使用方法とは違います。
このページを参考にして発生した事故、故障の責任を負いかねます。
2年使ってみて…
現在、2年間「J-113」をスロットルアシストとして使用しています。
最近では安価なスロットルアシストもamazonで販売されているので、この記事もお役御免かな~と思っていました。
しかし、このような安価なスロットルアシストは素材が薄く、折れるそうです。
それに比べて、「J-113」はバリバリ現役。
屋外使用が前提の商品だから安くて作りが頑丈ですね。
おススメですので、ぜひ。
5年後…またJ-113Aを手に入れる
PCX150を購入しましたのでJ-113を購入し、取り付けました。
快適ですね。
「J-113」と「J-113A」があります。
どちらを買ってもスロットルアシストとして活躍できますが…
スロットルアシストとしていい感じの形状になっているのはJ-113Aです。