ロシアの自販機はどんな感じ?
気になる世界の自販機。
今回はロシアの自販機を眺めていきましょう。
ロシアの自販機はホットドリンク充実しすぎ
ロシアと言えば極寒が頭に浮かぶでしょう。
都市のモスクワでは冬の気温が-10℃を下回りますし
8月でも夜は気温15℃になり肌寒さを感じます。
そのせいか、駅や空港ではホットドリンクの自販機がやたらと目につきます。
様々なタイプのホットドリンク自販機がありますが
どれもコーヒーやホットチョコレート、ココア、紅茶といった
10種類以上のホットドリンクを提供することができます。
紅茶を飲んでみたら、ロシア流の飲み方であるところの
柑橘系のジャムが入っていました。
さわやかな甘みがハラショーでした。
ロシアといえば宇宙、宇宙だから宇宙食自販機
ロシアの前身であるところのソビエト連邦といえば宇宙開発。
宇宙開発ということで空港やレニングラーツキー駅、モスクワ駅には
おみやげとして宇宙食自販機があります。
多分、宇宙博物館的なところにもあるとは思います。
ということで宇宙食を購入しました。
左から
ロシアのスープの代名詞「ボルシチ」
フルーツの砂糖水煮「コンポート」
「牛タンのオリーブゼリー寄せ」です。
どれも一つ、300R(600円くらい)。
それにしても、歯磨き粉みたいだ。
皿に出すとこんな感じ。
「ボルシチ」→結構美味い。濃縮された野菜スープ的な味わい。ご飯やパンと合うと思う。
「コンポート」→果物の缶詰のシロップ的な味。ただし、果物の風味が独特で口に合わなかった。
「牛タンのオリーブゼリー寄せ」→コンビーフみたいな味。猫の缶詰に見た目がクリソツ。
「ロシア料理をお土産に買ってきたぞ!」と言ってこれを出したら
ひどくガッカリされるのでおススメ。
世界のガム自販機
デパートや駅などで見かけたのが世界中のガムを販売する「世界のガム自販機」だ。
アメリカやフランスだけでなくマケドニアのガムといった変わったラインナップも取り揃えてあった。
日本のガム代表としてライフガードガムやドラえもんフーセンガムがあったぞ。
正直、日本を代表するには微妙じゃないかな…。
高すぎるぞ「キャビア自販機」
空港でキャビアの缶詰自販機があった。
キャビアのランクにもよるのだろうが、一番高いものは11500R(23000円)!
100R硬貨115枚も持ってなくても安心を。
ロシアの自販機の多くはクレジットカードに対応している!
ロシアの地で頑張る!「ダイドードリンコ」
街を歩いていると既視感のある自販機があった。
「ダイドードリンコの自販機」だ。
商品ラインナップは日本のものと同様だ。
ただし、350缶一本100R(200円程度)と結構高い。
(コーラ500mlペットボトルの相場は80R程度)
ガジェットだけじゃなくて携帯電話も自販機で販売中!
シェレメーチエヴォ国際空港にはモバイルバッテリーやUSBケーブルを販売している
「ガジェット自販機」があった。
ハンドスピナーも結構な量を販売中だ。
気になったのは音声通話のみの非常にコンパクトな携帯電話まで販売されていたところだ。
安価なモデルで2900R(5800円程度)だ。
トイレも自動販売機!?怒りで画面がぶっ壊されてる
ロシアでは有料公衆便所は珍しくない。
基本的にトイレの入り口に受付がいて、高くても100円程度を支払って用を足すことができる。
そんな中、無人の有料公衆便所を発見した。
まぁ、これも自動販売機の一種じゃないかな。
写真だとわかりづらいがモニターがぶん殴られたのか大きなヒビが入っていた。
このトイレ自販機、利用には10R硬貨が5枚必要なようだ。
うんこが漏れそうでようやく見つけたトイレが
「10R硬貨5枚じゃないと受け付けません」と言い出したら
モニターをぶん殴りたくなる気持ちはわかる…。
ロシアのプライズゲームは射幸心を煽りすぎ
駅などの待合室で景品がゲットできるプライズゲーム筐体をしばしば見かける。
景品が1000R(2000円程度)札束が入った財布なんですが。
これはいくら何でも射幸心を煽りすぎでしょう。
ロシアのゲーム機はホント、おそロシア!