バスツアーの観光客に紛れて参拝
新北市の海沿いにある「金剛宮」。
バイクでやってきてぼんやりしていると、大型バスが何台も着てぞろぞろとおじいちゃんおばあちゃんがお寺に入っていった。
なるほど、バスツアーの人気観光スポットなのだろうな。
お寺のスタッフさんも大量の観光客をちゃちゃっと捌いていく。
自分も紛れて参拝していくことにしていった。
住所:253 台湾 New Taipei City, Shimen District, 崁子腳41之3號
お寺の外観はインドチック?
「金剛宮」の外観はどことなくインドチックだ。
台湾でお寺を眺めているときは特段、そんなことは感じなかったが…。
あぁそうか、自分は今まで台湾では道教や儒教のお寺を拝んでいる事が多い。
インドからやってきた仏教のお寺を見ているからそんなことが気になってしまうんだな。
いやはや、日本人は信仰が浅いからそんなことすらも気にならない。
反省、反省。
参道に二十四孝の石像が立ち並んでいた。
金剛宮は迷路のように入り組んでいる
ガスコンロで線香に火をつけて仏像の前に立てて、拝む。
この金剛宮は無料で線香を立てられる。
厄除けの鐘が観光客がみんなでゴンゴン鳴らしている。
せっかくなので自分もゴンゴン鳴らしてみることにした。
「解厄」「避凶」など書いてあるがその札の前に立って、縄を引いて鐘を鳴らす。
右隣に立って縄を引いて鐘を鳴らす。一周するまでこれを続ける。
厄払い完了。
金剛宮は階段を登ったり、看板を頼りに通路を曲がったりと迷路のようになっている。
ちょっとわかりにくいところに地獄の入口があった。
台湾の名物といえば地獄寺なので、不意の地獄寺との遭遇に心が上がってしまった。
この橋の下は三途の川を表していて
通路両端の犬と蛇は日本で言うところの蛇や犬に襲われる”阿鼻叫喚地獄”を表しているのか?
通路の脇には地獄の様子の像が立ち並んでいる。
像の前に建つと”カチッ”とセンサーが働き、リレーが作動音がするが何も起きない。
もしかして、タイミングをずらして襲い掛かってくるのか!?と用心していたが何も起きない。
日本に帰って、この記事を書いている、今でも何も起きない。
しかし、まだまだ用心を解くつもりはない。いつでもかかってこい金剛宮。
様々な魅力的な像がある金剛宮だが、一番心惹かれたのは「五百羅漢財神殿」だ。
500体の羅漢像が所狭しと一つの部屋にぶち込まれている。
この息苦しさはぜひとも体験してみてほしい。
ところで香港でも五百羅漢で心奪われたので五百羅漢と私は相性が良いのかもしれない。
https://tinspotter.net/hongkong/6197/
通路に自由に遊んで良いエアホッケーがあったが、台湾のお寺の感覚はよくわからん…。