香川も「桃太郎伝説発祥の地」なんだよ
日本の昔話として有名な「桃太郎」。
桃太郎の話には諸説あり、ちょっとでも桃太郎の話の片鱗にでもかすろうものならわが町も桃太郎様の由緒のある町じゃ!と大はしゃぎです。
岡山県と香川県の桃太郎のお話の違い
岡山県の桃太郎のお話
桃太郎伝説といえば、岡山県です。
大吉備津彦命を桃太郎とし、温羅という悪い統治者を鬼として退治した話が桃太郎伝説が由来です。
桃太郎の黍団子と吉備国(岡山県の古い言い方)の”きび”ってところが被ってんじゃん!ってところもミソです。
香川県の桃太郎のお話
稚武彦命(大吉備津彦命の弟)を桃太郎とし
女木島に住んでいて悪事を重ねる海賊を鬼として退治した話が桃太郎伝説の由来です。
時代的にも場所もこの2つの話は似通っているんですよね。
もしかすると、この2つの話、実は2つで1つのお話になっていてもおかしくない…。
そんなことを考えたりします。
香川の「桃太郎神社」には犬猿雉のお墓があるぞ!南無!
ここが香川県の「桃太郎神社」(熊野権現)。
どこかの有名な「桃太郎神社」とは違い桃の形の鳥居もありませんし、コンクリート像もありません。
場所:香川県高松市鬼無町鬼無 桃太郎神社
立派な桃太郎の石のレリーフもありました。
境内を歩きまわっていると、お供で有名な犬猿雉のお墓がありました。
小さくて、ぽつねんとしています。かまぼこ板にマジックで手書きですし。
その横には「桃太郎」と「爺婆犬猿雉」のお墓があります。
爺婆犬猿雉でひとまとめ!?
鬼ヶ島伝説を追いに「女木島」へ行った!
さて、桃太郎のお話の山場である鬼ヶ島。
香川県には現存しております。女木島です。
さっそく、高松のフェリー乗り場から女木島へわたってみましょう。
フェリー運賃370円です。
女木島に到着し、フェリー乗り場から鬼ヶ島へのバスに乗り込みます。
やってきました、鬼ヶ島。
雨がひどくなってきました、いよいよ鬼ヶ島上陸という気分が盛り上がってまいりました。
観光シーズンはずれの平日の早朝です。
おみやげ屋さんは閉店しておりました。やってたら凄いよ。
鬼ヶ島観光のガイドのおじいさんに会えたら君はラッキー!とんでもない話が聞けます!
この写真を撮影しているのは鬼ヶ島観光のガイドのおじいさん。
ガイドの方には必ず鬼ヶ島の歴史を訪ねてみましょう。
運が良いととんでもないことが聞けます。
とんでもなさすぎて、香川県から抹殺されかねない重大な話がきけます。
ブログ上では絶対に明言できません。ほんとにごめんなさい。
イベント等で僕に会ったら「香川の鬼ヶ島ってどうなの?」って聞いてくれたらお答えします。
※ただし、勘の良い方は後の文章から推測できるかもしれません。
鬼ヶ島の内部はかなり広々としています。
洞窟の所々には可愛らしくデフォルメされた鬼や桃太郎が立っています。
ここはどんなところかな〜?
婦女子を捕らえる監禁室。
ハードコアすぎやしねぇか!?
洞窟の奥では桃太郎と鬼が手を組み
鬼が桃太郎の帰りを惜しみます。
良いやつだなお前ら。