全国ナンバーワンシェア率を誇る高崎だるまの発祥といわれる「少林寺」です。
境内の中はだるまだらけのお寺です。
住所:群馬県高崎市鼻高町296
日本のダルマスタンダード
縁起物として広く知られているダルマ。
達磨大師と呼ばれる僧侶が九年の座禅を行い、悟りを開いた時いざ立ち上がろうとしたところ
手足が腐っていたことが由来で達磨には手足がありません。
そんな、ガッツにあやかろうとダルマは江戸時代から人気のフィギュアとなり
冬の農村では内職で作られていました。
群馬県高崎市で製造されている「高崎ダルマ」は80%のシェア率を誇るナンバーワンダルマです。
なじみのあるフォルムで安心感があります。
ダルマ資料館で君もダルマ博士
少林寺境内にはダルマ資料館なるものがあり
全国各地様々のダルマの展示が行われています。
日本各地のダルマの紹介があります。
ところどころ、「そりゃねーだろ!」と突っ込みたくなるようなダルマもあります。
この地のダルマ伝説
鼻高の地の川が氾濫した際に
黒光りする大きなモノが流れ着きました。
その黒光りする大きなモノは香木であり
この地の住民は霊木として少林寺に置き、崇めるようになりました。
一方そのころ、一了居子という行者さんの夢枕に達磨大師が立ち
「鼻高の地にある木で私の木像を彫りなさい。」と言いました。
一了居子は高鼻の地の霊木で達磨大使を彫り上げました。
そして、いつしか少林寺は「達磨出現の霊地」として広く知られるようになりました。
この写真中央の木像が伝説に出てくる木像になります。
(残念ながら火災で焼失しており、現在は二代目。)
全国、ダルマ寺スポットはたくさんあります。
巡ってみるのも面白いかなと思いました。
おもしろそうな伝説があればいってみたいと思います。