Twitterでホンダでレンタルバイク(おそらく、Honda GO?)をし
立ちごけをしてしまったところ156,000円請求されたつぶやきが話題です。
今回はレンタルバイクの「免責額と範囲」について語ります。
免責額ってなに?
まずレンタカーやレンタルバイク、車両保険において
必ず頭を入れておかねばいけないのが免責です。
免責とは「しょうがねぇ~なぁ~、許してやるぜ」みたいな意味です。
そして、免責額というのがあります。
免責額とは「これだけ払ってくれたら、許してやるぜ」という金額です。
例えば「バイク修理費 免責額:5万円」とします。
これは「MAX5万円でバイク修理代勘弁してやらぁ」というこのことになります。
レンタルバイクをうっかり派手に転倒させて修理費として50万円請求されました。
免責額の5万円を払えば超過する45万円は免責となります。
これが免責と免責額の意味。
そして、免責範囲や免責を受けられない事項も重要になってきます。
各社レンタルバイクの免責
レンタルバイクキズキ
レンタルバイクキズキの免責額は車両のクラスによって異なります。
明瞭に書かれています。
ヤマハバイクレンタル
レンタル車両の修理費用については、下記の免責金額で1事故につき車両時価額まで補償します。
<免責金額>
ヤマハバイクレンタル
950cc~ 150,000円
750cc~ 120,000円
401cc~100,000円
126cc~ 80,000円
…
ヤマハバイクレンタルの車両補償はわかりやすいように感じます。
まずは基本料金に含まれる免責について。
YZF-R25を転倒させた場合
車両価格555,000円のバイクに対して100,000円の修理費がかかるとなると
車両価格の18%かかります。
免責オプション [ 有料 ]
ヤマハバイクレンタル
転倒等での損傷により、レンタル車両の修理が必要になった場合、
お客様負担となるレンタル車両の修理金額(免責金額)が免除される制度です。
上記した免責金額が免除される有料オプションがあります。
~400ccクラスだと1日3,000円(以後1日1,500円)です。
これはかなり優秀、安心して乗れますね。
HondaGO
問題のHondaGOの車両保険です。
万が一の事故や転倒で、レンタル車両の修理が車両価格の20%以上となった場合、
HondaGO
お客様負担となるレンタル車両の修理金額を補償する制度です。
保険約款の保険金をお支払いできない事由に該当する
事故の場合、補償されません。警察の事故証明のない場合、補償されません。
HondaGO
免責額については書かれていません。
問題は補償の対象が
「レンタル車両の修理が車両価格の20%以上になった場合」というもの。
例えば、CB400SFをレンタルして転倒した場合、車両価格が884,400円。
つまり、その20%である17,6880円を超えないと補償が発動しません。
さらに警察の事故証明が無いと補償されません。
事故証明は結構、些細なことでも発行してもらえるようなのですが手間といえば手間ですね。
しかも、これが有料オプションというのが問題だと思います。
~400ccクラスは1日1,500円(以後、1日400円)です。
安心して乗れないHondaGO
バイクのレンタル金額がちょっと安いHondaGOですが
立ちごけに対する補償制度が弱い気がします。
乗りなれてないバイクって転倒する可能性があるんだから
もうちょっと補償とか気を効かせてほしいよね。