秋吉台
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉秋吉台
山口県秋吉台は毎年2月に
草原の景観維持のために山焼きが行われてます
そのおかげで草原が一面に広がっているのですが
そんなカルスト台地にもっこり森があります
この森、長者ヶ森と言い
伝説が残る森なのです
カルスト台地にある大きな駐車場から
地下道を通って
草原を歩いて行くと
長者ヶ森に辿り着きます
この地域には福の神がついてる女の子が住んでおり
その女の子は草や石を金に変える力を持っていました
その力で女の子の家は裕福ながらも慎ましく生活しておりました
その女の子の親は近所の貧乏な家の息子と許婚の約束をしていたので
女の子とその息子は結婚することになりました
貧乏な家の息子はお金を手に入れたことで
夜遊びや贅沢を覚えていき
女の子をないがしろにするようになりました
それにより、福の神の怒りに触れ
財産はすべて草木に戻り、大きな家は森になってしまいました
この森には山焼きの火がこないように草木が刈られています
戒めのために長年、残されています
この長者ヶ森伝説は各地に残されており、諸説ありますが
「秋芳洞周辺 山口の昔ばなし」を参考にしました