台湾旅行情報台北市の珍スポット、変わった観光地

【いらすとや解説】なぜ台湾の故宮博物院に中国の至宝が大量にあるのか

コロナウイルスでなかなか台湾に行けそうにありません。
台湾の写真を振り返ってみると、故宮博物院の写真がありました。
「なぜ台湾の故宮博物院に中国の至宝が集まっているのか?」
「そして、中国の南京にも故宮博物院あるのなんで?」
ふと、そう思ったので調べました。

スポンサーリンク

え…王朝に宝ありすぎ…!?

時は1924年。
紫禁城から清のラストエンペラーである溥儀を追い出してびっくり
4000年をかけて中国中から集められた宝物が111万件以上あったそうです。
宝ありすぎワラタ。

ちなみにこの紫禁城が現在、”中国南京の故宮博物院”になっています。
故宮とは紫禁城という意味があるそうです。

戦争でお宝中国大移動

本来は満州からやってきたのが正しいです…

そして、日本軍が進軍してきたので
お宝を守るために上海に移動させたり、南京に移動させたりしました。
その数は1万3,427箱と64包。

日本軍の進行方向がおかしいけど気にしないで…

安心したのもつかの間、今度は日本軍がお宝のある
南京にやってきそうになったので、山奥の四川省の方にもっていきました。

第二次世界大戦が終わって、お宝は南京に戻されました。

今度は中国国内で中華民国(台湾)と中国共産党の内戦が始まりました。
人民解放戦争です。
中華民国側が劣勢になった際に王朝のお宝のうち、第一級の品を計5525箱。
608,985点の品が台湾に運び出しました。

これが台北と中国南京に故宮博物院が2つある理由になっています。
そして、「王朝の継承者は中華民国ある!」という
重要なアイデンティティにもなっています。

コメント