作業用安全靴をバイクのライディングブーツ代わりによく使われているけど…
バイク用のライディングブーツっていうのが欲しいなぁ…。
けど、安いものでも1万円くらいかぁ…。
作業用安全靴をライディングブーツにすれば良いんだ!
つま先に板が入っているし、代用できそうだぞ!
フォフォフォ、そこの作業用安全靴をライディングブーツにしようとする若者よ。
ワシの話をまず聴くが良い…。
作業用安全靴をライディングブーツ代わりにするデメリット
結論から言えば、安全靴はバイク用のライディングブーツの代わりにならなくもない
なんだその、煮えきらない答えは。
安全靴の構造はだいぶ特殊
作業用安全靴はアーチ状のつま先を覆うような鉄板や強化樹脂の板が入っている。
これはうっかりつま先の上に重量物を落とす、重量物に足を引っ掛けてしまうアクシデントから
足の指を守るためだ。
ふむ。
つまり、安全靴のつま先部はアーチ状の板が入っているが故に分厚い。
分厚いということは、シフトアップの際に足首を大きく動かす必要があるということだ。
また、レーサーバイクのようなバックステップのバイクのように
つま先を曲げ続ける乗車姿勢をとるバイクなんかは
つま先が曲がり続けることによって
ヘタった表皮部分から板が飛び出る可能性が高い。
よって、強化のための板が仇となり靴としての寿命も短い。
シフト操作の不要なバイクと安全靴は相性○
安全靴をバイクで使用する際にネックとなるのはシフトアップ操作だ。
逆に言えば、シフトレバーを蹴りあげる必要のないスクーター、シーソーペダル式ギア、ホンダのDCTエンジンなどとは相性が良い
安全靴は確かに安価かつ頑丈だ。
通勤、通学のライディングブーツやシューズの代用とするのは間違いではない。
しかし、ロングツーリングに使うにはちゃんとしたライディングブーツやシューズがいいな
追記分
2016年3月に購入しライディングブーツとして使用してみた安全靴ですが
2016年6月には裂け目ができ始めました。