君はタツノオトシゴの睡眠を見たことあるか?
タツノオトシゴ、”竜の落とし子”ですよ。かっこいい名前ですね。
鹿児島県南部にはタツノオトシゴハウスという日本で唯一のタツノオトシゴ観光養殖場があります。
そのカッコいい名前、完成された体のデザインが印象的ですがそもそも魚なのかどうなのかすら謎です。
ということで「タツノオトシゴハウス」行ってきました。
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府5202
ホームページ
やってきました、タツノオトシゴハウス
タツノオトシゴハウスやってきました。南九州市頴娃町にあります。
頴娃(えい)町と読みます。難しい漢字のくせに読み方がすっごいシンプル。
施設内はこじんまりとしているのですが、海を見渡せる絶景のロケーション。
カフェ、おみやげ屋としても運営しているのでかなり人がいました。
大人気ですね!
大水槽にはタツノオトシゴがふよふよ浮いていました。
生物学的には、魚に分類されるタツノオトシゴ。
また微細なプランクトンしか食べられないと思われがちだが意外に獰猛な捕食者で、細い口吻にぎりぎり通過するかどうかというサイズの甲殻類でも積極的に攻撃し、激しい吸引音をたてて摂食する。
あのひょっとこみたいなおちょぼ口から、バキュームして捕食するのか。
すっげーな。
中国では漢方薬として重宝されており、一時期は乱獲されてしまいました。
今では絶滅危惧種に指定されています。
昔は鹿児島湾でも海に潜れば簡単に見つかっていましたが
今では地元のダイバーさんが2週間潜って一匹見るか見ないか程度にまで野生種は減少したんですって。
タツノオトシゴの睡眠は衝撃的
タツノオトシゴは睡眠の際尻尾をフックのように引っ掛けて眠るのです。
S字フックみたいだなお前。
大水槽のタツノオトシゴたちはわさっと引っ掛けまくっていました。
海に潜っててこんなん見つけたら、笑うわ。
本物のタツノオトシゴグッズが買えるよ
死んでしまったタツノオトシゴはおみやげに利用されています。
左下にタツノオトシゴの稚魚が貼り付けてあります。
昔から、タツノオトシゴの死骸はお守りとして重宝されていたんですって。
ちなみに右のタツノオトシゴが頭に釜蓋をのせているのは
近くに「釜蓋神社」があり、コラボしているからです。
こちらもユニークな神社なのでぜひ行ってみては?
軽自動車のCMにも登場しました。