350年も前から釜蓋を頭に乗せてみた
みなさんこんにちは、釜めしマンです。
今回ご紹介するのは「釜蓋神社」です。
長崎にカステラ神社、鳥取にどら焼き神社、北海道にカツゲン(ご当地ドリンク)神社といったコラボ神社はたくさんあります。
でも、この「釜蓋神社」は大真面目に頭に釜蓋をのせる珍神社なのです。
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府6827
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おぉ!?釜蓋を頭に乗せてる乗せてる!
釜蓋神社にやって来ました。海沿いにある特徴的な本殿ですが…
おぉ!?噂通り釜蓋を頭に乗せてるじゃありませんか!?
マジで頭に釜蓋を乗せるのはゲン担ぎなんだよ
本殿右にある巨大な釜蓋がなんだかちょっぴりフザケてる感があります。
「どうせ、釜蓋神社ってここの地名が釜蓋って言って最近できたインディーズな神社なんでしょ?」とお思いでしょう。
ここは本当にお釜の蓋の釜蓋から来た釜蓋神社なのです!
天智天皇と大宮姫の接待のため何十石もの米を蒸していると突風が吹いて
釜蓋がここに飛ばされ土地の人々は釜蓋を拾い神として崇めるようになったのが由来です。
天智天皇は西暦626年〜672年の間のお方なので、その歴史は1300年以上も遡ることに!
フザケてる感があるとか言ってすみませんでした。
でもやっぱり、素人感覚には釜蓋を神として崇めるセンス。凄いと思います。
用意されてある釜蓋を頭に乗せて、鳥居から賽銭箱まで歩けると厄除け・開運と言われています。
この祈願方法は戦時中に出来たそうです。
実際にやってみると良い感じに難しくヨロヨロなんとか歩ききりました。
こんなところまで釜蓋でした
絵馬まで釜蓋の形をしています。
公衆便所までお釜の形をしていました。
これがホントのオカマ公衆便所ってやつですね。