広島県の珍スポット、変わった観光地

「源宗坊寺」は自然の要塞な寺!未完成大仏が完成したら…と妄想してみる

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広島の珍寺と名高い「源宗坊寺」

広島の珍寺といえば「源宗坊寺」が有名です。
独特なコンクリート像があると噂のお寺です。
僕は中国地方で活躍された中山森造さん作のコンクリート像かと思って見に行ってみました。

コンクリート像は中山森造さんの作品ではなく、開山された源宗大僧正によって製作されたものなのですが
こちらも中々のものでしたよ。

住所:広島県呉市清水3丁目14
(車で行くのは大変)

ホームページ

ここは自然の要塞か!?

海兵さんの町、広島県呉市の山にある「源宗坊寺」。
車で行くのは大変という情報は得ていたので、バイクで行ってきました。
それでも坂道の勾配が激しくて大変でしたが。

山門への道を行きます。

竹やぶの道を通って

山門へたどり着きました。
害獣避けのトラップがあり、入って良いのか悪いのか微妙でしたが
お寺だし、門が開いてるから良いかなと思いつつ
「ごめんくださ〜い!」と言って入りました。

魅力的なコンクリート像があちこちに

山門をくぐると、閻魔大王がお出迎え。
魅惑的なコンクリート像です。

このお寺のコンクリート像は源宗大僧正によって作られたそうです。
ホームページでお顔を拝見できるのですが
この像とそっくりで穏やかなお顔の方です。

自然の要塞のような境内を進んでいきます。
高低差のある分かれ道があったりして迷ったりしちゃいそうです。

大きな岩の上に聖徳太子のコンクリート像がありました。

林の中のところどころにワイヤーとフックがありました。
これを使って材料を運んで建設されたのでしょうか?

メインは未完成の大仏

このお寺のメインは未完成の大仏です。
この写真に写っている大仏様は、実は胎内仏なのです。

写真奥の手は左手。
手前はあぐらをかいて足裏が上を向いた左足です。

つまり、完成していたとするととんでもないでかさの大仏様になっていたということになる。
未完成というのは惜しいが、不世出になるであろう胎内仏が顕になっているのも貴重である。