「バイクってミッションとかオートマチックとかあるよね。」
「最近、ホンダからDCTっていう、デュアルクラッチトランスミッション?っていうなんだかセミオートマとかいうのがあるけど
一体それの違いってなんなんだろ?」
「今回は僕1人で調べてみるよ!」
オートマチック
「ミッションはなんとなくわかるから、オートマチックから見ていこうかな。」
道路交通法でいう「AT車」とは、二輪を除く自動車においてはクラッチペダル、自動二輪車においてはクラッチレバーを有しない車である。
クラッチとは、日本の発明家・蔵槌紋十郎の名が起源とされ
紋十郎が1785年(天明5年)に開発した蔵槌式精米水車には、水車の回転を自由に遮断できる踏板が採用されていた。
「へ~、蔵槌さんが語源なんだ~。」
「ホンダのバイクのスクーターを見ると、全部変速機形式は”無段変速式(Vマチック)”って書いてあるなぁ。
Vマチックってなんなんだろう?」
(ホンダのこのページが参考になるぞ・・・)
「なるほど、わからんが思ったよりも単純な構造ということがわかった。
オーマチックにすることで得られるメリットとデメリットってなんなんだろう?」
メリット
・小型軽量化に有利である。
・変速時のショックが無い
・車のように燃費悪化に繋がるトルクコンバーターはATバイクには無い。
デメリット
・高トルクの伝動に向かない。(急加速がしづらいってこと。)
・変速比が狭い。
「意外にも燃費の良し悪しに差はあまり影響が出ないみたいだね。」
DCT
「最近、ホンダが激推しズンズン丸って感じに推してるDCT(デュアルクラッチトランスミッション)。
そもそも、クラッチが二つってことなんだろうけどどういうことなんだろう?」
構造はMTと似ているが、クラッチとメインシャフトが奇数段と偶数段の2系統に分かれており、次のギアを予めセットしてクラッチを交互に繋ぐことにより、素早い変速が可能である。
クラッチ操作および変速操作はコンピュータ制御により自動的に行われる(手動操作も可能である)。
変速操作が自動的に行われるものはオートマチックの一種として扱われるため、日本や欧州などではオートマチック限定免許で運転が可能である。
「なるほど、クラッチが無くなってギアチェンジはバイク側が勝手にやってくれるってことか。」
メリット
・バイク側が最適なギアチェンジをするので、変速時のショックや車体へのダメージが少ない。
・任意でのギアチェンジが可能なので、急加速等が可能。
デメリット
・パーツが多く、重量が増える。
「なるへそ。」
「ま、どれも一長一短だよね。」