台糖は日本統治時代に日本の資本をもって開業された製糖業者です。
あの旧5000円札でお馴染み新渡戸稲造の尽力により
製糖技術の発展、サトウキビの品種改良などを行い、台糖は製糖会社として成長していきます。
現在は台湾糖業公司と名前を変えて、糖業だけでなく小売業や
ガソリンスタンドなど様々な多角経営の企業になっているようですね。
そんな台湾を代表する多角企業の「台湾糖業博物館」に行ってきました。
博物館というより廃工場まるまる見学!
こちらが「台湾糖業博物館」の入り口ゲート。
ゲート前にはレンタサイクルのお店もありました。
後に分かるのですが、想像以上に広いため歩いて回るとなると結構体力が必要になります。
112年の歴史のある廃砂糖工場を見学することができます。
サトウキビを工程に搬入するためのコンベアでしょうね。
台湾のサトウキビはあまり砂糖の取れる品種ではなかったそうで、新渡戸稲造が頑張って品種改良をしたんですって。
歴史解説のパネル。
新渡戸稲造の造が手書きwwww
特に機器の説明が無いんですよね。
サトウキビの搾りかすをため込むサイロでしょうか。
職業柄、ポンプやラインを見ると配管を追ってしまいます。
ラインを追ってみると冷却水が流れるんだなぁとかわかったりするので、得した気分になりました。
大きな砂糖工場なので廃墟としてみるには大満足です。
整備室も展示室と貸していました。
それにしてもでっかい旋盤ですねぇ。
補修だけでなく、大きな部品も自前で調達していたんでしょうね。
廃工場の近くには台糖の砂糖を使ったスイーツや地元の特産物が販売しているお土産屋さんがありました。
見学だけなら無料で楽しめるので高雄に訪れたら、ちょっと足を伸ばして見学してみてはいかがでしょうか?
No. 24號, Tangchang Road, Qiaotou District, Kaohsiung City, 台湾 825
9時00分~16時30分
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