この地獄…作りが適当だな!
台湾名物(?)の電動地獄寺。
「南天宮」もまた電動地獄寺なのですが…。
「麻豆代天府」と比べると…適当…。
でも、それがステキ…。
住所:500 台湾 Changhua County, Changhua City, 彰化縣彰化市公園路一段187巷12號
「南天宮」を紹介する前に道路を作った奴に文句を言いたい
「南天宮」をご紹介する前にすぐそばの国道1号線の交差点を作った奴に文句を言いたい!
八卦山という観光地に向かい道路には大きな門が建てられているのだが…。
なぜ、車道とバイク道路を物理的に区切る!
ラッシュ時にはこの狭き門をバイクがドドドッー!!と入るのだ!殺す気か!
「南天宮」に向かう”全部電動”らしい…。
と、台湾の道路にいちゃもんをつけて向かうのは「南天宮」。
全部電動らしい。”果汁100%”的に言われても。
「うちの寺は多額を惜しまず十八地獄を作りましたよ!」という看板。
独特の言い回しに痺れる。
立派なお寺だ。
入場料を支払って地獄へ向かう。
日本語がお上手なおばあちゃんとそのお友達がお茶会をしておられた。
なんとお茶会に誘われた!
お猪口くらいの茶器にお茶を注いで貰って飲んだ!美味しかった!
「どこから来たの?東京?大阪?」と尋ねられ
「福岡!」って答えたら、(フクオカってどこだよ…)って顔されたぞ!(笑)
ここが十八地獄の入り口。
なんだろう…殺風景…。
ここが十八地獄です
入り口をくぐると地獄が見えてくる。
実はここで心臓が止まりそうになるほどのドッキリがある。
心臓が弱い方は「南天宮」にぜひ行ってみてほしい。死ねるよ。
地獄の恐ろしい風景のジオラマが広がる。
「麻豆代天府」と比較すると動きが地味すぎる…。
ただし、これはこれでシュールなので◎。高得点だ。
緑色や赤色のライトで不気味に地獄の様子がライトアップされている。
強姦殺人者のようだ。
「まぁ!強姦殺人者よ!」
「砍四肢の刑を受けるんだよ、いい気味だね。」
そんな地獄風景を高みの見物をしているヤツらもいる。
毒や偽薬を売った罰として「下油鍋」の刑のようだ。
なぜこんなにも余裕の薄ら笑いを浮かべているのだろうか。
輪廻(生まれ変わること)ができる「孟婆」の湯(スープ)を飲むシーンだ。
顔怖すぎ!
「次はお前だ…」と言わんばかりにこっちを向くのはなぜ?
「魔界」へ…
地獄を抜け、通路を進むと「魔界怪譚」に辿り着く。
地獄の次は魔界ですか…。
中はとても薄暗い通路となっている。
まるで日本のお化け屋敷だ。
魔界の中では近寄ると恐ろしい(ほど意味不明な)魔物達が動き出す。
箒を振り回すおばちゃん。
これを魔物と言っても良いのだろうか…。