ポルトガルの珍スポット

ダンジョンのような奇怪城「レガレイラ城」

ポルトガルのシントラ。
宮殿や城が現在も数多く残されています。
その中で高い知名度を誇るのがレイガレラ城。

その奇怪な建築から日本人から「ドラクエ城」とか「ダンジョン」とか言われてたりしていますがどうなんでしょうかね。

まずシントラという街なんですが、恐ろしいほどのカーブやアップダウンがある街。
地図上ではすぐそばにあるように見える建物へたどり着くのも一苦労。

シントラ駅から歩いて40分くらいかかりました…。
しかも、ヘトヘト…。体力に自信が無い方はバスやタクシーで向かいましょう。

(MEGAPASS-レイガレラ城チケット予約サイトのひとつ)

ちなみにレイガレラ城は人気観光スポットなので午前や昼の入場券は前日には売切れてたりします。
早めにチケットを手配することをお勧めします。
夕方入場チケットは当日でも買えたりするのですが、レイガレラ城の敷地の広さから考えると一通り見られずに終わる可能性があるので、午前中や昼から入場した方が良いと思います。

レイガレラ城を最も象徴する建築はこの「儀礼の井戸」でしょうか。
苔むした岩があるだけで象徴するどころか井戸にすら見えないって?

岩の隙間を入ると…

このような螺旋階段が施された大穴が開いております。
階段は9層に別れていてダンテの「神曲」における地獄の9つの円を象徴しているようです。

一番底から。

一番底からは洞窟に繋がっており、洞窟を進みます。

前の人が分かれ道を左に行ったので自分は右へ

行き止まりでした。
引き返します。

また進むと再び分かれ道が。
次は左へ。

滝でした。
引き返します。

引き返すと出口でした。

敷地内の屋内屋外問わず、ぽっかりと隠し通路の入り口があるので注意深く散策しないとレイガレラ城を一通り見て回ることはできません。

注意力によるとは思いますが5時間くらいないと十分堪能はできないでしょう。
私は十分堪能できないまま日が沈んだため撤退しました。

レイガレラ城はゴシック様式、ルネサンス様式、マヌエル様式、さらにはロマネスク様式など
多くの建築スタイルがごちゃ混ぜになっており
錬金術、フリーメイソンのシンボルも隠されているので楽しんでください。