岡山県にある個人製作の公園
田舎に広い土地を持っている方が公園遊具やタワーを作ったりして珍スポット化しているというのは多々あります。
岡山県吉備中央町にはたった一人で作り上げられた公園があります。
公園遊具じゃないぞ、公園だぞ!
住所:岡山県加賀郡吉備中央町吉川655
時期・・・・・4月~11月 (12月・1月・2月・3月は休園いたします)
時間・・・・・10時~16時30分
休園日・・・火・水・木曜日(天気予報で降水確率が50%以上の場合)
公式ブログ
小林さんの愛が詰まった素敵な公園
この「裕園」はナニコレ珍百景でも紹介されたことのある場所です。
とはいえ、”ナニコレ珍百景で紹介された”という情報しか知らないので実際に行ってみました。
入り口には”癒やしの散歩道 裕園”という立派な看板が。
園内のあたりをウロウロしていると管理者である小林さんご夫妻に案内していただきました。
小林さんの地元への恩返しがしたいという思いから、生まれた裕園。
6000m2はある小さい山を一つ買って、それを個人の力でここまで作り上げたとのこと。
道も含めてこの写真に写っているものすべて小林さんの手作り!
今もなお、製作途中だそうで作りかけのものもありました。
まだまだ広がっていく「裕園」の世界。
山の中にあった寂れたお地蔵様も修復してあげたそうです。
善の塊や。
スケールが違いすぎる個人公園
「遊園」では定期的にプロの演歌歌手を招いたりしてのイベントを行われている。
その時は園内の売店も開いて、お祭りのようになるとのこと。
ステージ上にも立派な音響施設があったりした。
個人で作り上げた公園なのに豪華すぎるよ。
屋内施設もあるよ
裕園には屋内施設もありました。
こちらは地元の方の作品を展示しているコーナーです。
そこにはあのナニコレ珍百景の認定クッションがありました!
触り心地はそんなに良くない…。
また「やくざ映画」の名プロデューサーとして名高い俊藤浩滋氏と小林さんは個人的に交流があり
当時の貴重な台本や小道具なども展示してあります。
個人の域を超えてますよ!
東映作品や「裕園」作成時の貴重な映像の上映も行われていました。
中山森造さんを知る
そして、この「裕園」で中山森造さんを知りました。
様々な場所へ作品の寄贈を行われていたようで、この「裕園」にもいくつか作品が置かれています。
平成の左甚五郎*とは良く言ったものです。
*江戸時代に活躍した伝説的彫刻職人
「裕園」一度はおいで
小林さんに「裕園」を案内していただきました。
正直思ったことは+の方向にぶっ飛んでいるお方でした。
中山森造さんにしろ、小林さんにしろそういう方が集まってくるんでしょうね。
しかし、裕園は若干アクセスが悪いです。
よく地図を見て、調べて行きましょう!
と思ったら、近辺道路にでっかい案内看板があってわかりやすいよ!
にしても、小林さん底がしれないお方だ…。