日本人のバイク離れるのは当たり前
若者の〇〇離れという言葉をよく聞きます。
自分はバイクを乗っているのですが、若者のバイク離れというのはめっちゃよく聞きます。
でも実際、若者、いや日本人のバイク離れは仕方ないことなのです。
そもそも、若者はバイクに近づいてない
メディアで「若者の〇〇離れ!」と言うと
若者の返しは「そもそも近づいていない!」というのが定番です。
てゆーか、まさに近づいていないというのが真実なんですよね。
バイク免許取得にコストと時間がかかりすぎる
バイクの免許取得があまりにもコストと時間がかかりすぎます。
だって、10万円と10日ほどの時間が必要なんですよ!?
例えば、「このアニメの主人公みたいにバイク乗ってみたいな~
バイクの免許っていくらかかるんだろう?」
【中型バイク免許取得に10万円と10日必要です】
「無理♪♪♪」
こんなもんです。
ちょっとの好奇心で10万円ほどのお金と10日間ポンと捻出できる人がいたら
よほどの馬鹿です。
(まぁ、バイクは馬鹿じゃないと乗ってられませんが)
バイクに乗ったことが無い人のバイク叩き
「事故ったら危ない!」「車で良いじゃん!」とかバイクに乗ったことがない人ばかりの意見が大多数となり
「乗ってみたかったんだけど、なんか危ないって言う人がすげー多いからやめとこ」って風潮になっています。
メディアがおっさん向けすぎる
まじ、今のバイク雑誌はメインターゲットが
お金と時間に余裕のあるおっさん向けのものばっかりで「若者がこれ面白いと思ってるの?」って感じです。
金も時間もあまりない若者に向けられてないと感じます。
ヒドイ雑誌だと「これバイク用品のカタログじゃね!?」ってくらい新製品のバイク用品の広告ばっかりの雑誌もありますし。
「バイクって楽しそうだな、乗ってみたいな」って思うようなメディアって今、無いんじゃないでしょうか。
排ガス規制厳しすぎ
排ガス規制がどんどん厳しくなっていって、バイクのモデルがガンガン減っていっています。
”古いモデルのが性能が良いし、選択肢が多い”というよくわからん状況になっています。
新しいもののほうが圧倒的に性能が良いのが当たり前なスマホ世代には度し難いものがあります。
駐輪場問題
海外ではバイクの駐輪場は至るところで見かけるのですが
日本でバイクの駐輪場って全く見ないですよね。
バイクを手放した理由の上位に「駐輪するところが無い」が多いそうです。
車の方が駐車場が多くて市街地に行くのはむしろ車の方が便利なんですよ。
このバイク離れ(そもそも近づいてない)を止めるには
この日本のバイク離れを止めるには、バイクに初めて乗ることへの敷居を下げるしかありません。
乗ってみたいなと思った瞬間にお試しで乗れるって環境があれば
そのまま勢いで受講まで漕ぎ着けられると思うんですよね。
今、普通免許で125ccバイクに乗れるようにしようと頑張っているそうです。
https://tinspotter.net/nekobike/6893/
そしたら、街にバイクが増え、自然とバイクに対する設備が増えていくんじゃないでしょうか。
受講者が増えれば自動車学校の講習費も下げられますしね。