熊本県の珍スポット、変わった観光地

自販機のようにコインを投入→入浴する珍温泉だ!「亀山の湯」

湯船にお湯がないぞ、この温泉

大分県と熊本県の県境にある「麻生釣温泉 亀山の湯」
家族風呂なんですが、入ってみると…。ありゃ、お湯が無い。
バイトの人が栓を閉め忘れたんでしょうか?いえいえ、そうではありません…。

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気温-2℃!雪女が見せた幻覚かと思うぞ!

その日は気温-2℃
※写真は-1℃ですが。
その日は寒いながらも、国道387号線をバイクで走っておりました。
道路が凍結しているのかもしれないので恐る恐ると。

国道387号線は阿蘇の山々を走るアップダウンの激しい道。
コンビニさえもあまりありません。
「こんな時に立ち寄り湯があればな〜」と思っていると。

ありました。

”24時間営業・コインタイマー式”とまで書いています。
温泉で24時間営業というだけで結構、ギョッとしますがコインタイマー式とは一体何なんでしょう。
雪女が見せた幻覚なんでしょうか。

受付に行くとどうやら家族風呂*のようです。
50分1000円〜というお値段。
単純に入浴するならちとお高めですが、ものは試しと入浴を決意。
部屋は「さくら草」、「すすき」、「りんどう」と風情のある植物の名前です。
一番安い「野ぎく」を選びました。
一番安いのが「野ぎく」ってなんかグッと来ました。

林の中を歩いて自分の家族風呂がある小屋へ向かいます。

こりゃあ、日が昇ったら肥溜めに肩まで笑顔で使ってる俺が発見されて
「雪女の仕業じゃあ!!」とあたりの村で騒がれてもおかしくないシチュエーションだぞ。

この温泉、お湯がない?

「野ぎく」にやってきました。浴槽にはお湯が入っていません。
入れ忘れたのでしょうか?

そして、脱衣所にコイン投入口があります。
ここに指定された金額を投入すると…。

間欠泉が吹き出すが如くの噴射!
温泉の自販機やで!!

タイマー設定されているらしく、浴槽にお湯が貯まると噴射は穏やかになります。
50分間の利用で40分間お湯が出続けます。
お湯が止まったら、延長料金をとられる前に服を着て退出しましょう!

-2℃の気温の中ではありがた〜い施設でした。

住所:熊本県阿蘇郡小国町西里麻生釣
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