ワインディングロードの脇道にあるレトロ博物館
高知県から大歩危小歩危へ繋がる国道32号線。
ツーリングに最適なワインディングロードが続くのだが、脇道に「お宝屋敷おおとよ」という施設がある。
レトログッズがたくさんありそうな雰囲気だが…、行ってみたぞ。
住所:高知県大豊町穴内2210
開館時間 9:00~16:00
休館日 第2日曜日
入館料 300円
外観からワクワクが止まらない!
こちらがお宝屋敷おおとよの外観だ。
外観からしてレトロがあふれていてワクワクが止まらない!
ちなみに、左端にバス停があるのが見えるだろうか?
このバス停、ただの飾りなのでバスも止まらない!
施設外の棚、全てに値段が付けられており購入することが可能だ。
施設の中に入るには、お隣(お隣)の写真屋さんに伺い、ご主人を呼ぶ必要がある。
このご主人がまぁ〜とっても人の良い方で、つきっきりで施設を解説してくださる。
※バイク小話
僕はこの日、RSタイチのジャケットを着ていったのだが「タイチって、吉村太一?」とおっしゃられた。
往年のバイクに関しても結構知識のある方であった。
レトロレトロレトロ!レトロは平成生まれには不思議空間
施設内にはレトログッズが所狭しと展示されている。
これだけのレトログッズ収集はさぞ大変だろうと思ったが、ほとんどが貰い物とのこと。
昭和30年代のグッズが中心に集まっている。
昭和30年代の古めかしいシャンプーのディスプレイ。
シャンプーをするという文化が広まったのが50年ほど前からと言われる。
となると、まだシャンプーが大ヒット商品になった頃のものということになる。
2袋(2回分)10円という値段設定。
昭和30年代では米1kg79円、たまねぎ1kg24円だったので、今と比べるとそこそこお高めですね。
バリエーション豊かな市販薬。
腹痛に!「はらいたナオール」。
5周回ってどストレート直球なネーミングだ。
このスピリッツが今の小林製薬に繋がるのだろうか。
「運命ゲーム」。製造元はなんと任天堂。
子供の夢が高倉健を彷彿とさせる役者さん、宇宙飛行士、ちと怪しい議員と時代を感じる。
新館はちと新しめ
新館にも案内された。
こちらは昭和50年〜60年代のものが多いようだが、平成のものもある。
雑な戦い方をしている矢吹丈、アイスラッガーが折れたウルトラマンセブンのパチモノメンコがあった。
素敵だ。
魁!男塾おこづかいサイフなんかもあった。
こんな恐ろしいデザインのサイフを持った子供が駄菓子屋にいたらビビるわ。
永遠の名作ルパン…
ルパン8世!
パチモノかと思いきや、よく見るとモンキーパンチ原作と書いてある。
”モンキーパンチ原作”と書いたパチモノかと思いきや、実はオフィシャルなものである。
ルパン8世-wikipedia
新館の片隅に懐かしき「トリビアの」あのボタンガチャがあった。
僕が中学生の頃、トリビアの泉がゴールデン放送され大流行し
うかつに「へぇ」と言おうものなら100円を請求する恐ろしい時代であった。
お宝屋敷おおとよの穴場に鬼びっくり!?
お宝屋敷おおとよは地図上では小道に入った場所にある。
おそらくは赤線のように入り、帰るだろう。
しかし、お宝屋敷おおとよの裏、オレンジ色の「!」マークのポイントには
なんと岡山県の鬼びっくり饅頭の鬼の像があるのだ!
ちなみに、この像の製作者さんは高知県の方。
独学ながらもこの像を作り上げたそうだ。
この製作者さんとお宝屋敷おおとよのご主人にご縁があり、鬼の像をいただいたそうだ。
こんなところで繋がっているなんてびっくりだ!