青森県から苫小牧市に行きたいなら「シルバーフェリー」
ライダーの理想郷、北海道。
自走で北海道へ上陸するのが漢ってもんですよね。
とはいえ、青森県から北海道へ行くにはフェリーしかございません。
青森県まで来るのに疲れたなら、フェリー内で寝てしまいましょう。
唯一、ぐっすり寝れるのが「シルバーフェリー」です。
「シルバーフェリー」ホームページ
「シルバーフェリー」は唯一、青森県〜苫小牧を繋ぐフェリー
青森県から北海道を繋ぐフェリーは「シルバーフェリー」のほかに「青函フェリー」「津軽海峡フェリー」の合計3社ございます。
ただ、後者の2つは航路が重複しており、青森市から函館市を繋いでいます。
しかし、「シルバーフェリー」は八戸市から苫小牧市を繋ぐ航路になっております。
青森市〜函館市間は片道3時間50分の運行になりますが
八戸市〜苫小牧市は片道8時間の運行なので十分睡眠を取れます。
「函館に用はない!」という方はシルバーフェリーがオススメです。
といっても、函館には「ハセガワストア」、「ラッキーピエロ」、「こどものくに」など見逃す、食い逃すには惜しいスポットがたくさんあるので一度は訪れてほしいなぁと思います。
船内設備
船内設備
2等室は小上がりで最大24人程度が利用する部屋で雑魚寝になります。
マットレスとまくら、一人一つの施錠できるロッカーがついています。(これは嬉しい!)
ただし、レンタル毛布の利用が300円くらいかかります。
お食事とゲームセンター
食堂やバイキングなどはございません。
自販機によるカップラーメンや冷凍食品による料理の提供でした。
ちなみに給湯設備や電子レンジが用意されていたので、食べ物は持ち込みが良さそうです。
ゲームセンターはスロットマシーンがメインでした。
景品が気になってプレイしちゃいます。
「シルバーフェリー」のコスパは?
青森市〜函館市を繋ぐフェリーが大人+大型バイクで約6000円に対し
「シルバーフェリー」は大人+大型バイクで約12600円になりました。
健康パーク深夜料金相場の2500円を引くと、10000円くらいでしょうか。
函館市から札幌までが約400kmの道のりに対し
苫小牧市から札幌までは約70kmの道のりになります。
330km程度の短縮になるので、燃費25km/h計算で考えるとガソリン代は1600円の節約。(120円/L計算)
法定速度で走った場合の時間にして5時間以上の節約になります。
金額で見ればトントンと言った感じですが、大幅な時間の節約にはなります。
北海道の夜の山道は動物の飛び出しの危険があるので、夜間走行での時間回収はやめたほうが良いです。
今回は一概にスゴイオススメ!とは言い難いですが、「函館に用はねぇ!」という方には利用価値があるフェリーだと思います。
でも、函館、良いんですよねぇ…。