「ハッキング」から「今晩のおかず」までを手広くカバーしていた
「2ちゃんねる」自体は1999年に開設され、現在までネットに大きな影響を与え続けるサイトです。
ぶっちゃけ言って、オワコンですね。
その理由を書いていきましょう。
私の2ちゃんねる歴は16年です。
私は2ちゃんねる歴16年です。
今の私の年齢が25歳、数え年で26歳なので10歳頃にアクセスしていたことになります。
自分のかわいい10歳の子供が2ちゃんねるにアクセスしていたなんて嫌だなw
2ちゃんねるの名が世間に知り渡り、危険なサイトとして認知されるようになった
ネオむぎ茶事件(西鉄バスジャック事件-wikipedia)のニュースを見て
(自分のいつも見ているサイトがニュースに出てる)と思いました。
さらに家族旅行で事件発生前日、福岡から山口へ高速バスで帰っていたのでかなり強く印象に残っています。
14歳の頃にはモナー板でAA作品を書いていました。
当時は会心の出来と思っていたのですが、こんなズレッズレッの作品を良くアップ出来たなぁと思います。
画像クリックで作品全体を画像で表示。
完全なる自白-モララーのビデオ棚
今、ウェブ検索で「AA製作ツール」と検索すると画像を自動でAAに変換するツールがたくさん出ます。
「ギコペ」や「モナペ」というものは無くなったのですね…。寂しいです。
2ちゃんねるが衰退し、オワコンになった理由
回顧は打ち止めにして、本題である2ちゃんねるが衰退し、オワコンになった理由について語っていきましょう。
職人がいなくなった
FLASH、AA製作、ブーン系小説、やる夫など多くの作品を自主的に作られていた方、職人と呼ばれいていた方が
2ちゃんねるからSNSやブログに移ったと感じます。
当時、ネットの作品は一般人向けのツールが未発達であり、ノウハウも確立されていなかったので
低レベルな作品がめちゃくちゃ多かったです。
また、ネットの普及率が低かったので反応も得られづらく、モチベーションの保持が難しかったです。
アクセスが集中している2ちゃんねるにアップせざるを得ないという状態でした。
しかし、今ではアマチュアでもプロに肉迫する作品がどんどんアップされており、マネタマイズも容易。
ネットが普及したのでよほどど下手でもニッチな層や知り合いや友人の反応を得ることが出来るようになりました。
2ちゃんねるにて匿名で作品をアップするメリットが皆無です。
※トリップ機能があるので完全匿名というわけでもないですが。
しかし、先日某有名人の不倫事件を風刺したAAがあって不覚ながら爆笑してしまいました。
2ちゃんねるは書き込みづらい
現在、2ちゃんねるに書き込んだことがある方はいらっしゃるでしょうか?
名前は空欄。決して「fusianasan」なんて書き込んではいけませんよ。
メール欄は「sage」と入力します。マナーですよ。
本文に自分の思いを書いて「書き込み」!
うぉ!!!なんじゃこりゃ!!!
殺風景な画面に警告画面として権利や法律用語が表示されます。
こんな掲示板、恐ろしくて誰が書き込むか!!
まとめサイトについて
現在の2ちゃんねるでは、SNSやブログで話題になったもの、なりそうなものが2ちゃんねるで貼られて
それが2ちゃんねるでの反応をまとめサイトでまとめられて、そのサイト記事がSNSで話題になる。
こんな感じの流れになっています。
情報発信源はSNSやブログで
2ちゃんねるというフィルターで濾して出たものがまとめサイトの記事。
まとめサイトの記事がまた話題になり、コメント欄が賑わいます。
2ちゃんねる自体は話題になりません。
今の2ちゃんねるといえば、まとめサイトで閲覧されている方がほとんどでしょう。
出始めの当時は2ちゃんねる独特のコピペ荒らしなどが無くて、読みやすく洗礼されていると感じました。
ある時、情報操作やら書き込みの権利が問題になりました。
自作自演も嘘も虚構もごちゃまぜ、情報操作されてこそインターネットと思うんですけどねぇ。
さいごに
ニコニコ動画やツイッターが2ちゃんねるの代替として機能していると感じます。
相談スレはヤフー知恵袋といったところですかね。
また2ちゃんねるからなんらかの創作の火が燃え上がれば良いのですが…。