飛行機に乗ると頭痛や体調不良になる…そんな悩みを持たれている方は多いはず。
低気圧になると体調不調になる「天気痛」という症状があります。
雨の日、台風の日、つまりは低気圧で体調が悪くなるのがその名の由来。
飛行機が飛び上がることで一気に低気圧に突入してしまうせいで体調が崩れてしまう。
ところで、飛行機内の低気圧ってどんくらいやねんと思ったので測定してみました。
飛行機内の気圧が気になったので気圧を測定してみました
この日の平地の気圧が983hPaでした。
さて、フライト中の気圧なのですが914hPaとなりました。
平地との差は約70hPaとなります。
気象庁の定める「爆弾低気圧(急速に発達した低気圧)」は24時間以内に17.8hPa低下したことを指すので
飛行機に乗るということは4倍以上キツイ爆弾低気圧に突っ込むようなもんなんですね。
飛行機痛対策
飛行機内でこんな症状が起きるかも
天気痛、もとい飛行機痛なのですが
一般的に頭痛、首痛、肩こり、吐き気などが挙げられています。
これから楽しい旅行ってのに厄介ですね。
ということで今回は飛行機内での頭痛予防になるグッズをご紹介します。
耳栓
そもそも、なぜ低気圧になると頭痛が起きるのか?
それは耳の中に気圧センサー的な役割をもたらす内耳と呼ばれる器官が
一気に低気圧化に置かれるとうまく作動しなくなり、交感神経が刺激されて体調不良を引き起こすそうです。
なので、耳栓をすることでゆるやかに気圧変化をもたらすことにより
内耳の働きを阻害せずに済みます。
飛行機での利用に特化した耳栓も販売されています。
飛行機痛だけでなく、長時間のフライトでは周囲の声や音のせいでうまく眠れないこともあるので
耳栓は必須ですね
飴をなめる、ガムを噛む
唾を飲んでみてください。
耳のあたりからゴウッって音かしませんか?
これは耳管が開く時の音で、耳管が開くと連動して
体内の気圧の調整が行われます。
唾をよく出るようにしてくれる、飴やガムを口に入れると飛行機痛の予防になるってことなんですね。