平成に生まれた自販機スポット!
ある人には懐かしく、ある人には新しく。
再び、ネットや専門誌の登場でレトロ自販機が注目されています。
しかし、すべては昭和の遺産。
現存するだけでも奇跡に近いのですが、「自販機食堂」は2014年秋にレトロ自販機コーナーとして誕生しました!
住所:群馬県伊勢崎市富塚町293−3、パレス本丸
営業時間:大体9:30〜
確実なアクセスは公式ブログを要確認
ポップカルチャーとレトロの融合!
ここが「自販機食堂」。
かわいらしい女の子のキャラクターが目印。
店の前にある普通のジュースの自販機も富士電機のうどん自販機柄にラッピングされているという手の凝りよう。
これは期待できる!
店内にはハンバーガー自販機、ホットサンド自販機、うどん自販機が並んでいる。
また、瓶のコーラ自販機と普通のコカ・コーラ自販機があった。
関東圏のコカ・コーラ自販機にはドクターペッパーとマックスコーヒーがある。
関東圏に住んでいる方には普通の物だろうが、西日本に住んでいる自分からすればこれだけでも結構レアなんだよ。
古くて新しいレトロ自販機達!
当然のことながら、この三台はバリバリ稼働中である。
まず、ラーメン・うどん自販機。
「ラーメン400円」、「天ぷらうどん330円」というライナップ。
作る手間がかかる天ぷらうどんを食べて、店のレベルを図るのが私の最近の趣味なんだが
ラーメン・うどん自販機で400円という価格設定は気合を入れている価格設定だ。
ということで、ラーメンを注文してみた。
容器は発泡スチロール製。
流石に専用容器は手に入らなかったか。
ちなみに、麺類のPP丼は現在でも手に入るのですが、本社で他店へも麺類など卸していて、卸し先から回収して洗浄するコストなど考えると、使い捨ての発泡丼の方が優位なのです。
なので、ウチも。
— 自販機食堂 (@jihanki_lunch) 2015, 10月 22
群馬県ではPP丼はまだ手に入るそうです。
すげぇな群馬。
洗浄コストを考え、発泡丼にしているそうです。
まず、ナルトが目をひく。ラーメンといえばナルトというイメージはある。
しかし、ナルトが入ったラーメンを見るのは久しぶりな感じがする!
なによりもチャーシューが分厚いこと!
ドライブイン七輿のチャーシュウメンのような噛ませるチャーシュウとは違い
分厚いながらもホロッと崩れるような味わい。とてもおいしい!
12時間の間にうどん・ラーメンを3杯、さらにホットサンドを一つ食べているので満腹なのだが
せっかく、自販機食堂にやってきたのでハンバーガー自販機も買ってみることにした。
イラストの手の入れようが半端ではない。
これも期待できそうだ。
100円玉専用で全て250円という価格設定。
なので、100円玉を3枚入れると50円まず出てくるそうだ。
「50円玉がまず出ます!ビックリしないでね!」と書いてある。
こんな注意書きがあって、ビックリしないだろうと思い100円玉を3枚入れた。
すると、50円玉がでてきてビックリ!
50円玉が出ることはわかっていたのだが、普段と違うリズムで硬貨が出てくるとビックリする。
「ダブルチーズバーガー」「タルタルミーーート」「ベーコンポテチーDX」の三種類のラインナップ。
食べたことのない「タルタルミーーート」を食べてみた。
胡椒が効いたタルタルソースにジューシー肉厚なバーガーでこれも中々おいしかった。
サブカルチャーが入り交じる自販機スポット
店内にはファンの方が寄贈したコミックやサブカルイベントの張り紙などがたくさんあった。
他の自販機スポットには無い新しい空気の自販機スポットであった。
レトロ一辺倒な方はちょっと好みが別れる場所かも知れないが、味は一級品なので是非訪れてほしい。
レトロおもちゃガチャというのをやったら、「セレクションロボ」というのがでてきた。
一世を風靡したっぽいおもちゃらしい。
このロボを変形させたりしていたら、隣のタイマッサージのお店の女の子がやってきた。
ロボを変形させている僕をじっと見つめてくるので、負けじと僕もロボを変形させまくっていた。
タイ人の女の子に見つめられながら、昭和のおもちゃを変形させている僕。
ここは本当に平成27年の日本なのだろうか。