チェーン調整してみない？

あ、このバイク、チェーンダルダルじゃん。

僕のバイクがどうしたって？

やっぱ、お前のバイクやな…安心できるよ…。

※本記事や類似記事、書籍に目を通しても「難しい、自信がない」と思ったらプロに任せて下さい。
それも大人の判断です。

チェーンがダルダルだと悪影響！

チェーンがダルダルだとどんな影響があるの？

燃費が悪くなるし、エンジンのパワーロスもある乗り心地も悪くなる…
道具さえあれば簡単にできるからやってみようよ。

チェーン調整に必要なもの

作業をスムーズにさせるための潤滑剤

まず、作業をスムーズに進行させるために潤滑剤が必要だね。

割りピンを抜くためのプライヤー

ナットに割りピンが刺さっているから、抜かなきゃね。

ぼくのバイクに割りピンが無い！欠陥！

無い場合もあるよ…。

アクスルシャフトのナットを緩めるレンチ

後輪の軸となっているアクスルシャフト。
それを緩めてやらないとチェーン調整ができない…。
そのナットを緩めるレンチが必要だ。

うわー作業っぽい！

車載工具にアスクルシャフトに合うレンチが入っている場合もあるけど…
とりあえず作業するのが初めてならソケットレンチがオススメだよ。

E-Value ソケットレンチセット 差込角6.35(1/4インチ) 38点組 ESR-2038M

イーバリュー(E-Value)

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アジャストナットを調整するためのスパナ

そして、チェーンの張りを調整するアジャストナットを触るため、合うサイズのスパナが必要だ。
これも車載工具に入ってる可能性が高い。

SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組

近与(KONYO)

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初心者整備だからこそ！ペン

そして、初心者整備だからこそ…ペンが必要だ！

へ〜、どんなペンでもいいの？

文具店で売っているようなものじゃなくて
ホームセンターで売っているような強力なペンが良いね。

チェーン調整をしてみよう！

といことでチェーン調整の開始だ。

あれば割りピンを抜こう

あるなら割りピンを抜こう！

俺のには無い！

作業後、新品の割りピンを刺すんだけど
大体の人が新品の割りピンなんて持ってないから再利用のために無くさないようにしよう。

潤滑剤を吹こう

そして、アクスルシャフトやアジャストナットに潤滑剤を吹こう！

吹いた！

浸透を待つために5分休憩！

うわ〜、すぐ休憩になった〜。

アジャストナットを緩めよう

アジャストナットを緩めよう！
ナットを外す必要は無い。緩めれば良いよ。

回しても回しても緩まない…！

反対側が一緒に回る”付きまわり”という状態だね…。
レンチやプライヤーで反対側を付きまわりしないように掴んでおこう。

アジャストナットのロックナットを緩めよう

タイヤ両サイドにあるアジャストナットがあるよね
。

この２つ重なったナット？

そうそう、２つ重なったナットの外側が
自然に緩むのを防止するためのロックナットだから緩めよう。

アジャストナットにペンで印をつけよう

両側のアジャストナットの一山にペンで印をつけよう。
できれば真上の山が良いかな？
多少真上がずれているようなら、スパナでちょこっと調整していいよ。

え、なんで

ま、後で説明するよ。

アジャストナットを慎重に締めよう

締めることでチェーンを張ることができる！
アジャストナットを締めよう！
この時、先ほどのペンが役に立つ！左右均等に同じ回転数だけナットを締めていこう！
左右均等に締められてないとタイヤが傾いて、変な方向にバイクが走るようになるぞ。

左を半周締めて…、右を半周締めて…
どのくらい締めれば良いの？

横に目盛りがある場合が多いが…
１目盛り動かしたら動かし過ぎだ！
1/3〜半目盛りくらいかな？これはチェーンの状態によるけどね…。

ちなみに張り過ぎたら、アジャストナットを緩めれば良い。
しかし、締める時と違って「アジャストナットを緩める」→「タイヤを前に押す(蹴る)」
この手順を踏まないとチェーンを緩めることはできないぞ。

チェーン調整が終わったら

チェーン調整が程よく張れたら
ロックナットを締めて、アスクルシャフトのナットを締めて、割りピンを挿して終了だ！