貝殻で作り上げられた寺院
新北市北部の山の脇道の奥にある「三芝貝殻廟」。
ここは”貝殻”で作り上げられた寺院なのだ。
さらにキチンと拝むことで秘密の洞窟に入れてもらえる。
ぜひ、訪れたならキチンと拝んで秘密の洞窟に入ってみよう。
住所:252 台湾 New Taipei City, Sanzhi District, 圓山村二坪頂69號
山の脇道の奥にある小さな観光地
台北市で借りたボロいスクーターを走らせて山道を走る。
味のある手書きの看板に導かれて脇道に入ると「三芝貝殻廟」にたどり着いた。
台湾のお寺は立派で大きなものが多いイメージがあったのだが
このお寺は結構小じんまりとしている。
しかし、お寺の前にお土産屋さん兼売店がある。
この小じんまりとした観光地感に哀愁と親近感を感じるのは自分だけだろうか。
なんといってもこのお寺、全面が貝殻で装飾されている。
製作中の動画が上映されていたので、製作自体は最近だと思われる。
しかし、途方もない手作業で作り上げられていた。
看板には「線香炊いて拝まないと洞窟には入れてあげないよ〜」と書いてある。
線香炊くだけで洞窟に入れるのならば安いものだ。
しかし、台湾式の拝み方はぼんやりとしかわからない。
ぼやぼやしていると係のおっちゃんが(めんどくさそうに)拝み方をジェスチャーで教えてくれた。
「線香炊いて、拝む!」「南無南無」
「うちの名物の300kgある天然琥珀を撫で回す!」「なでなで」
「もうひとつの名物、クソデカイ貝を撫で回す!」「なでなで」
「洞窟に入って良し!」「わーい」
入洞を許される、そこは貝天国!
中腰じゃないと頭をぶつけそうな洞窟に入ると壁、天井一面、珊瑚礁だらけ!
男だけどときめくわ〜!
せっかくなのでちょうど持っていたVRカメラで洞窟の様子を撮影してみた。