「沖縄のローカルパン」はちょっとおかしい
パンの賞味期限はせいぜい3日程度。
本土から作られたパンを仕入れるというのは不可能な話。
なので沖縄にもローカルパンメーカーがいくつかあります。
なんというか、沖縄のローカルパンはちょっとおかしいのです…。
ネーミングセンスとボリュームが
「オキコパン」のゼブラパン
沖縄でよく見かけるローカルパンメーカー、オキコ株式会社の「オキコパン」。
オキコ株式会社は沖縄のローカル駄菓子「オキコ元祖ラーメン」や「スッパイマン」なども作っている会社ですね。
改めて、「ゼブラパン」を見てみます。
なんで黄色い板を首にぶら下げているのか?
これは元々、価格が板の部分に印字されていたからのようです。
※沖縄の菓子パンは袋にメーカー希望小売価格が印字されている。
横から見ると層になっているパンなので、これがゼブラなのでしょうか。
ゼブラって言うほど縞ってないよ!
食べてみると意外にもピーナッツの粒入りクリームがサンドされています。
うめぇけど…、そこは白いクリームじゃないの!?
と思ったり思わなかったり…。
「ぐしけんパン」のなかよしパンはでかすぎる
続いて、もう一つよく見かけるローカルパンメーカーが「ぐしけんパン」。
目を惹くのが「なかよしパン」。ちなみに、これはハーフサイズ。
それでも15cm×15cmくらいの大ボリュームなんですが。
レギュラーサイズは30cm×15cmのギャグみたいなドデカパンです。
茶色いパンで黒糖パンかな?と思いながら食べてみると
チョコレートパン生地にクリームがサンドされているパンです。
もひとつ、ぐしけんパンの「幸せの黄色いメロンクロワッサン」。
”幸福の黄色いハンカチ”から来ているんでしょうかねぇ…。
宮古島の「富士製パン」
宮古島にも「富士製パン」というローカルパンメーカーがあります。
中でもダントツの知名度があるのが「うず巻パン」。
くちどけの良いパン生地に砂糖の食感が心地いいジャリパンですね。
もう一つが「しかくパン」。
四角だから”しかくパン”。
ゼブラパンもなかよしパンも”しかくパン”になっちゃうよ、それじゃあ。
こちらのパン生地はうず巻きパンと比べてもっちりとしたパン生地です。
ローカルアイスクリームにも注目してみよう
沖縄のローカルアイスクリームといえば「ブルーシールアイス」だろう。
普通に沖縄観光していれば、必ずといっていいほどブルーシールアイスは発見できるだろう。
沖縄明治乳業が沖縄でローカルアイスクリームを製造しているぞ
沖縄明治乳業が沖縄県ではローカルアイスクリームを製造している。
まずは「明治あずき」だ。
あずきのアイスバーといえば、恐ろしいほどの堅さを誇る井村屋の「あずきバー」ではないだろうか。
じゃあ、この明治あずき堅いのか?と思いきや一般的なアイスキャンディー程度の堅さだ。
沖縄県民はあの恐ろしい堅さを体験せずに生きているのか!
続いて「ヤンバルクイナ」。
チョコ”ブレンド”味というのが、「ただのチョコ味じゃありませんよ」というアピールに見える。
味は率直に普通のアイスキャンディー。
最後に「きなこもち」。
個人的に沖縄を思い浮かべた時、きなこもちはあんまり出てこないんですけど。
ただ、これがかなり美味しいんですよ。
中にきなこもち風味の求肥が入った、食感の軽いバニラアイス。
それをきなこチョココーティングしてあります。
1本80円くらいかな?
なかなかの絶品。お試しあれ。