ホントに”ホットドッグ営業中”
熊本市と阿蘇市を繋ぐ県道36号線と九州を縦断する快速路としての国道443号線。
交通量の多い交差点の空き地にある、一台の廃車…。
「ホットドッグ四ツ葉」とあり、脇には営業中という看板。
「ホットドッグ四ツ葉」、この佇まいですがホントに”ホットドッグ営業中”です。
ホットドッグ四ツ葉へ
”ホットドッグ四ツ葉”であるバン。
バンの中には、調理器具、調理台、テレビ、ホットドッグのディスプレイ。
そして、店長さんがすし詰めになっていた。
声をかけ、ホットドッグを注文すると店長さんが狭い空間の中で器用にホットドッグを調理し始めた。
地震の影響についてお尋ねすると偶然、臨時休業日に被災したためお店の方は無事だったけど
車の中がグッチャグチャだったそうだ。
今回、このお店を訪れた理由にトークイベント「日本おもしろおいしいマップ」でご協力いただいているカシワギさんの紹介である。
彼の友人に世界で活躍されているアーティストが居られ、その方もあちこちで料理を食べるのが好きだという。
カシワギさんが「世界で一番美味しいと思った食べ物は?」という質問に対して
そのアーティストの方は「ホットドッグ四ツ葉」を挙げられたのだ。
世界的なアーティストをうならせる料理がホットドッグで
お店の外観も意外性があって、このエピソードだけでも僕は結構満足である。
このパンが口の中で消滅する…
これが世界一美味しいホットドッグ。具はいろいろあったが、様々な具が楽しめる”ミックス”にしてみた。
一口食べて感じたのはパンが美味しいこと。
表面はザクザクとクリスピー、だがその後パンが口の中で消滅してしまうのだ。
普通、パンだけでなく物を食ったら食った分だけ腹に溜まる。
しかし、このパンは口の中で消滅してしまい、まったくお腹にも貯まらないのだ。
パンの食感だけでなく、ゆでたまご、ハム、ウインナー、チーズ。
さらにキャベツ、きゅうりといったたくさんの具材が味わいを深めている。
最後の一口部分の具がチーズだったのだが、それがやたらと美味しかった。
なので、チーズのホットドッグを注文すると
「ミックスのホットドッグは、食べ進めていくとチーズが一番おいしく溶けタイミングで辿り着くように調整してある。
お兄ちゃん、ワシのホットドッグに引っかかったな!」と店長さんに言われた。
まるで料理漫画のような展開であるが、このホットドッグ料理漫画のように美味しいので違和感はなかった。
僕は世界中を食べ歩いたわけではないので、僕の意見として「世界一美味しい」とはまだ言わないでおこう。
しかし、そこら辺のホットドッグとは乖離した美味しさがあり、今まで食べたホットドッグの中で一番美味しいと断言できる。
16時頃という、中途半端な時間にやってきたのだが入れ替わり立ち代わり、お客さんが絶えない人気店であった。
住所:熊本県上益城郡益城町平田2240
営業時間:14:00〜翌2:00
2019/7/25追記
世界中、ウロウロするようになりました。(記事書いた、当時は日本のみ)
パン食、世界中で食べてます。
ここのホットドッグを超えるほど印象に残ったパン食は今のところ、無いかなぁ~。