あなたには「共感覚」がありますか?
(共感覚 メタファーより引用)
画像はラマチャンドラン博士が考案した「共感覚」という能力の診断テストです。
参考までにこちらもどうぞ
なにか気づかれましたか?
なにか気づかれましたか?
「共感覚」というのは文字や音に色が見える能力の総称で
もしも、あなたに私と同じような「文字に色を感じる共感覚」(書記素色覚)があるのなら
上の画像をチラッと見た瞬間に”5“と”2“が混在している!と気づいたはずです。
Q、共感覚で文字に色が見えるってどんな感じ?
A、よく聞かれる質問なのですが、自分なりの回答は「その文字が最も持つべき色が見える」です。
わかりやすい例えをすれば、野球チームの赤ヘル軍団こと広島カープ。
広島カープがなにかの記念日かイベントで赤色を使われていない普段と違うユニホームを着用していたら
「あれれ?なんか違うな?」ってなりますよね。
では、ひらがなの「あ」は僕にとっては赤色です。
もし、「あ」が青色で書かれていた場合、違和感を感じます。
検証されてはいませんが、人の性格・姿に色が見える共感覚という能力もあるそうです。
一時期流行った「あなたには~色のオーラが見えます。」というのはその能力を持った方によるものらしいです。
Q、共感覚を持っていて良かったことはある?
A、芸術面は別にしてちょっとだけあります。色覚的に特徴的な文章や数列の暗記は得意です。
「あ~緑系統の文字が続いてるなぁ~。」とか
「覚えた時と書いてみた時の色覚の感じが違うなぁ~。間違えてるかなぁ~。」とかです
色のキレイな文字を見つけてうっとりする時があります
「恋せよ乙女」とかです。
Q、共感覚を持っていて悪かったとこはある?
A、幼少期は変なところで癇癪を起こすことが多かったと思います。
例えば、「バーバパパ」というピンク色のキャラクターがいます。
「バーバパパ」というキャラクターは私から見れば「バーバパパ」なのです。
水色の文字が連続しているのに、ピンク色のキャラクター!?というのは
幼少のころの自分には「なんかこいつ、わけがわからねぇ」って印象のキャラでした。
Q、共感覚者同士ならわかりあえる?
A,わかりあえません
「私はよく文字や数字を見ると色を連想します。すべての数、すべての文字がそれらと結びついた色とともに頭の中に浮かび上がります。時には、紙に文字を太めに書いた途端に色づき始め、焦点が合わなくなります。たとえばSは赤色、Hはオレンジ、Cは黄色、Jは黄緑、Gは緑、Eは青、Xは紫、Iは淡い黄色、2は褐色、1は白という風にです。SHCJGEXと書いて読んだら、それが虹のように見えてくるのです。ABCPDEFと書いても同様です。」(wikipediaより)
私にとってはSHCJGEXは虹のように見えません。
でも色とりどりではあるなぁ
こんな感じです。
私の文字の見え方の表を書いてみました
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やゆよ
らりるれろ
わをん
形が異なるひらがなとカタカナとでは、読みが同じであれば(「あ」と「ア」など)同じ色に見えると訴える日本人共感覚者がほぼ100%である。(wikipediaより)とありますが
私は違います。
ほとんどは同じ色に見えるのですが
く、ク
け、ケ
て、テ
な、ナ
ね、ネ
ひ、ヒ
ふ、フ
む、ム
よ、ヨ
る、ル
一部、色が変わります。
123456789
(頭の中で、漢数字、さいころの目を思い浮かべてみましたがこれも全く色を感じました。)
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
なお、漢字にも色を感じることができます。
ですが、文字として認識できない言葉(ロシア語とかエジプト語とか)にはほとんど色を感じることができません。
外国語の学習について
最近、海外旅行に行くようになりました。
すると面白いことに気づきました。
中国語の繁体字で勿という文字があります。
日本語では使われることのない感じです。
意味は英語でいうところの「Don’t」という意味です。
”「勿」を見る→「Don’t」って意味だよなぁ〜→気をつける”では色を認識できなかったのですが
「勿」を見る→気をつけると認識できるようになると
肌色を淡くしたような色が感じれるようになりました。
wikipediaページに目を通してみて気づいたこと
・共感覚者は、他の人がそれをもっていないことを知るまで、自身の体験が特別なことだと感じないことが多い。
むしろ、なんでみんなもっていないの?って感じです。
今となっては「みんなは持ってないもの」と頭で認識はできているはずなんですけど
逆に「みんなは文字に色が見えてない」というのが全く理解できません。これはホントです。
・共感覚者の多くは子供のころに他人とは異なる隠れた感覚に気づき、日常生活に適用させていく。
また、共感覚で人の名前を覚えたり、電話番号を覚えたりすることに使うこともあれば、暗算に利用することもできる。
これはあるあるネタですね。前述したとおり、色覚的に特徴的な文章や数列の暗記は得意です。
ただ「今田さん」「田中さん」「道徳さん」のように
同系色の文字と同時に知り合う場面になった場合、字面では全く似通ってない名前でごちゃごちゃになることがあります。