ニーグリップってなんだろう?
「バイクの操縦にはニーグリップが重要!」か…
バキッ!メキメキメキ…
あ!ニーグリップが強すぎてバイクのタンクがメキメキに潰れちゃった!
今回はニーグリップの仕方とする意味について教えるよ。
そもそもニーグリップってどうやるの?
まずニーグリップとは意識して力いっぱいタンクを足で挟むことではない。
こマ?(これはマジでございましょうか?)
マ(マジでございます)。
まず悪い例だ。
足のつま先が開いていると自然に膝が開いてしまう。
足のつま先が開いていると自然に膝が開いてしまう。
お、暴走族みたいだ!
で、つま先を閉じる。
このとき、くるぶしをバイクに密着させよう。
このとき、くるぶしをバイクに密着させよう。
くるぶしが焼けるように熱い!
バイクに乗るときはくるぶしが隠れる靴を履こう。
くるぶしをバイクに当てて、つま先を閉じると自然にふとももがバイクに密着するだろ?
くるぶしをバイクに当てて、つま先を閉じると自然にふとももがバイクに密着するだろ?
うん。
これがニーグリップ。
ニーグリップは力一杯やりません
え!?グリップって”掴む”って意味だよね!?
力いっぱいやらなくていいの?
力いっぱいやらなくていいの?
うん、公道走行においては力一杯ニーグリップすることは基本的にない。
じゃあ、ニーグリップってどんな効果があるのさ?
じゃあ、このニーグリップってどんな効果があるの?
う〜ん…言うならばこのニーグリップは基本形と言ったところかな?
基本形?
そうだね。
例えるといつでも拳銃が発射できるようにトリガーに指をかけている、いつでも抜刀できるように刀の柄に手をかけているような状態かな。
例えるといつでも拳銃が発射できるようにトリガーに指をかけている、いつでも抜刀できるように刀の柄に手をかけているような状態かな。
上体をリラックスさせるために
まずニーグリップの効果として上体の負担を減らしリラックスさせる。
バイク上級者はハンドルを握るということはせず、ハンドルに手を添える程度にしか力をいれていない。
バイク上級者はハンドルを握るということはせず、ハンドルに手を添える程度にしか力をいれていない。
ハンドルを握らなかったら怖いじゃないか…ハッ!
そう、ニーグリップでバイクをホールドすることで上体の負担を減らしているんだ。
前傾姿勢のキツイバイクほどニーグリップの恩恵はでかい。
前傾姿勢のキツイバイクほどニーグリップの恩恵はでかい。
華麗なコーナリングをするために
バイクの動きを阻害するものはなんだと思う?
う〜ん…。重い荷物?
違う!それはニーグリップができない下手なライダーだ!
ガーン!
減速時、バイクはフロントサスが沈み、リアサスが伸びて前傾になる。
ニーグリップができていないとハンドルを握っている手で支える前傾姿勢になる。
すると、ハンドルの動き、バイク全体の動きを邪魔する形になるのでコーナリングがうまくできない。
ニーグリップがキチンとできていると、そりゃ~も〜華麗なコーナリングができるようになりますよ〜。
ニーグリップができていないとハンドルを握っている手で支える前傾姿勢になる。
すると、ハンドルの動き、バイク全体の動きを邪魔する形になるのでコーナリングがうまくできない。
ニーグリップがキチンとできていると、そりゃ~も〜華麗なコーナリングができるようになりますよ〜。
まとめ
減速時を例に挙げて紹介させてもらったが
ハンドルを手で押さえて動きを阻害しているライダーはとても多い。
逆をいえば、ハンドルには手を添えるだけ。バイクと体の一体感は足で作り出す。
この事を意識すればライダーとして大きな一歩を踏み出せると思うよ。
ハンドルを手で押さえて動きを阻害しているライダーはとても多い。
逆をいえば、ハンドルには手を添えるだけ。バイクと体の一体感は足で作り出す。
この事を意識すればライダーとして大きな一歩を踏み出せると思うよ。