猫好きならガッツで「猴硐猫村」に行くべき
「猴硐猫村」はその名の通り、”猫の村”。
行くには台北からローカル線で1時間くらい。
ちょっとハードルが高いかもしれませんが、猫好きならぜひとも行っておきたい猫スポットです。
住所:No. 70, Chailiao Rd, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224
侯硐火車站周辺
電車を降りたところから猫スポット感あるよな
ローカル線に乗り「猴硐猫村」へ向かいます。
その間も、自販機で紙パックのジュースを買ったらストローがついてなくて
ペンで穴を開けてチューチュー吸ったりとイベントには事欠かない私。
なんだかんだでローカル線に揺られて1時間。
「猴硐猫村」に辿り着きました。
猫の形の北海道によくあるブイアートがお出迎え。
台湾では熊本県や船橋市がないのにくまモンやふなっしーが大人気です。
こんなところにでもくまモンが…。
とおもったら、猫耳がついてて猫のヒゲがついてました。
じゃあ、くまモンじゃないね。
駅のホームを出て、右手に曲がり線路の上をかかる陸橋を超えると猫村のようです。
この陸橋は「猫橋」と呼ばれており、猫をモチーフにしているようです。
「おぅ、ワシも猫村に行くんじゃ。」と猫に追い越されました。
世界唯一の人猫共用の橋として高らかに宣言されています。
猫村に辿り着きました。
通路脇で猫が顔を洗っています。
我関せずと顔を洗い続ける猫。
看板には猫村の利用規則が書かれていました。
「一般住宅もあるので私有地には入らないでね」
「フラッシュ撮影はやめてね」
「エサは売店で売っているものだけをあげてね」など一般常識的なものばかりです。
台湾の猫はマイペースな子が多いのでしょうか?
付かず離れずの距離感を保っています。
村内や駅周辺には猫グッズなどおみやげ屋さんがたくさんあります。
目を引くのがこの屋根の上にデカイ猫がいるお店。
最初に通路脇にいた猫はプランターの中で寝ていました。猫草かな?
駅の構内に戻ってみました。
ホーム内には「クロハナ(黒鼻)列車長」を称える像がありました。
和歌山県「貴志駅」のウルトラ駅長たまのようですね。
土台が木製なのでホームをうろつく猫が爪を研いでいました。
なんたる不敬だ。
ホーム内にもたくさんの猫がうろついており
線路の上を横断したりと見る人を和ませたりヒヤヒヤさせたりします。
駅周辺にもおみやげ屋さんが多く立ち並んでいます。
眺めるのも楽しいです。
古くからやっているお店ではお店の中にテーブルがあって、子どもたちが学校の宿題を一生懸命やっていました。
「猫飛び出し注意」の道路標識がありました。
台湾ツーリングしましたが、こんなのは初めてみました。
おそらくここ限定の道路標識なんでしょうね〜。
もともとこの一帯は炭鉱であり、炭鉱の梁や柱を食い荒らすネズミを駆除するために
猫を飼いだしたのがはじまりだそうです。
駅のそばでは炭鉱時代を思わす、遺構が残っており廃墟マニアも満足なスポットといえます。
主役になれない犬はふてくされて寝ていました。