そこは宇宙
長野県にあるおもしろカフェ「スプーンアート」に行ってきました。
”おもしろ”というより、”クレイジー”
”クレイジー”というより、”壊れ”ています。
僕の語彙でこの世界観を表現しきれるかは自信がございませんが、頑張ります。
住所:長野県安曇野市穂高5968−3
営業時間10:00〜18:00 不定休
猫を被ったようなホームページ
※飲食しない方の立ち入りは原則禁止
穂高駅前にある”異常”
場所は長野県安曇野市穂高町。
北アルプスの湧き水を活かしたワサビ栽培を初め、温泉や古墳、別荘地として有名です。
その玄関口である穂高駅
の、すぐそばに「スプーンアート」はあります。
入り口は口をどでかく開けた間抜け面の猫。
その入り口から覗くのは象のケツ。
このお店は一体なんなんだろうか。
「宮内庁御用無し」という情報から
宮内庁から御用達はされていないことがとりあえずわかる。
トリックアート
スプーンアート
おもしろカフェ
おばけ屋敷
なぜ4つも挙げたんだ!?
もっとわからなくなってしまった、とりあえず入ってしまうしか無いだろう…。
形容しがたい空間が広がる
お店に入るとそこはアート地獄だった…。
松原さんが製作された脳内の妄想がそのまま形になって出てきたような作品が「スプーンアート」の中にばらまかれている。
その域は趣味や生業を超えている。
ただの性癖なんじゃないだろうか。
手先も器用で、松原さん結構イケメンなのに…。
お店のサービスがすべて異常
そうこう考えていると、バイクのエンジン音が聞こえた。
松原さんが異様な形のお盆にお冷を載せて私に向かってきた。
そのお盆はバイクのハンドルが装着されている。
そのハンドルをひねるとバイクのエンジン音が鳴り響く仕掛けだ。
お盆に載せたお冷をテーブルに置き、またバイクのエンジンを鳴り響かせながら去っていった。
まるでおもしろの通り魔だ。
そして、「これメニュー」と言いながらビニール傘を渡してきた。
ビニール傘を広げると、そこには一面メニューが広がる。
うわ〜!!スゴ〜い!見づら〜い!!!★★★
「注文が決まったらこれ押してね。」
松原さんが”これ”と言いながら机の上に黄色い鶏の人形を置いた。
それにしても、飲食店なのに机の上に排泄物が2つも置いてあるのはいかがなものだろうか。
そんな見づらいメニューの中の「大人様ランチ」が気になった。
これにしよう。黄色い鶏のお腹を押す。
「ンゴオォオオォオオォォォォォォォ……」
嘘っぽいイビキの真似みたいな鳴き声が店中に響き渡った。
小ネタ「著名人の常連多数」
窓際にボトルキープがあるではないか。
レディーガガ、パリスヒルトン、ダルビッシュにイチロー等
一線で活躍する著名人がボトルキープするお店だとは…。
ってよく見たら「ボ”ル”トキープ」。
ボルトなんかキープして何すんのよ。
下半身がやってきた
しばらくすると、松原さんが下半身を持ってきた。
紛うこと無き下半身だ。
下半身の中にお皿がある。
そのお皿の中身は…どう見ても男根です。ありがとうございました。
こだわりのソーセージはあらびきで美味しかったです。
小ネタ「無茶な食べ放題飲み放題」
机の上に「食べ放題飲み放題」メニューがあった。
へ〜、こんなものがあるのかと眺めてみると
食べ放題
からし、わさび、コショウ、七味、氷、草、土、オレ
飲み放題
水、しょう油、酢、みりん、ソース、米のとぎ汁、ガソリン、風呂の残り湯
なんと無茶苦茶な…
おっぱいが来た
「濃厚ミルク」です。
おっぱいが来た。
飲んだ。
長野の新鮮なミルク。搾りたてはやはりうまい。
小ネタ「ナットウ」
男根の上、パンティの中で踊る猫
「大人のロールケーキです。」デザートが来た。
デザートと言うより…。
言葉で形容するなら”男根の上、パンティの中で踊る猫”が来た。
パンティの中の猫はめっちゃ踊っている。
なんなんだこの机の上は。
ミルクとロールケーキが置いてあるだけなのに、まるで淫乱分解事件じゃないか。
大人のロールケーキに至ってはちょっともう何か出てるではないか。
なんだこのフォークは!クソ食いづらいじゃないか!
なぜここまで曲げた!絶好調のユリ・ゲラーの仕業か!
ロールケーキは美味しかったです。
鬼才の世界
この「スプーンアート」あまりにもスゴすぎる。
空間全てにオモシロが隙間なく詰められている。
まさしく、異常な人の脳内に入り込んだような世界観。
今回自分は大人様ランチを頼んだが、他にも様々なアトラクションのセットメニューがある。
次訪れたら、何を頼んでみようかなぁと思っている。