長崎県の珍スポット、変わった観光地

長崎県の「六兵衛」というローカル麺は”さつまいも”で作る!

六兵衛という長崎に伝わる麺料理がある

長崎県には六兵衛という麺料理があります。
この六兵衛はあまり馴染みの無い芋で作る麺です。

六兵衛茶屋 千々石店
住所:長崎県雲仙市千々石町戊1120-1
営業時間: 11時~18時
定休日: 火曜日(祝日営業)

六兵衛はこうやって生まれた

こちらが今でも六兵衛を提供している料理屋さん「六兵衛茶屋 千々石店」です。
六兵衛を食べる前に、一見、麺料理とは思えない名前の由来を解説すると
江戸時代に島原(長崎)の地に飢饉が襲った際、深江村の名主を務めていた六兵衛さんが保存食であった
さつまいも粉をおいしく食べれるように発案したのが起こりだそうです。

麺の作り方の特徴として、ところてんのように押し出して麺にするのも大きな特徴です。

六兵衛茶屋 千々石店さんでは六兵衛の他に、現代版アレンジである小麦を混ぜてうどんに近くなった六ちゃんという麺料理もありました。

これがさつまいもの麺料理、六兵衛だ

こちらが六兵衛です。
そばと比べると紫がかった色をして、まるでさつまいもの皮の色のよう。
食感はやはりさつまいもが主原料であるため、口の中で崩れるように食べられます。
味はほんのりと芋の風味がする素朴な味わい。
体調の弱い時に食べれると最高かもしれませんね。