長野県は虫と深い関わりがある
子供の頃は触れたのに大人になったら触れない。
遥か太古、突然生まれて宇宙生命体説がある。
今、食料として注目されている。
など、いろんな話題がある「虫」。
長野県では今でも一部地域で虫食に馴染みがあり、養蜂が盛んです。
蜂天国
住所:長野県東御市加沢435−1
ホームページ
蜂の巣まみれの「蜂天国」へ
メタリックに輝く巨大なスズメバチが目印の「蜂天国」。
「人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、
浅才の人の必ずある事なりとぞ。」
かの『徒然草』の作者、吉田兼好は「バカほどひねったネーミングを付けたがる。」と言いました。
”蜂””天国”とはどストレートなネーミングです。天才なんじゃなかろうか。
オーナーの塩澤さんが作られた蜂の巣アートを数多く展示してあります。
塩澤さんの蜂への情熱は”蜂界のムツゴロウさん”じゃないでしょうか。
「刺されちゃった。」
道の駅で蜂蜜作りパフォーマンス中
近所の道の駅では近所の養蜂さんが蜂蜜作りパフォーマンスを行っていました。
眺めていると「食う?」と蜂蜜が染みこんだ蜂の巣の欠片を渡してくれました。
そのまま食えるよ。
食いました。蜂蜜の甘さが口に広がるのです。
ちなみに蜂の巣はミツバチから分泌される蝋から出来ています。
これを”蜜蝋”といいます。
花粉由来ビタミン類、鉄分及びカルシウムなどミネラル類、蜜蝋本来の脂溶性ビタミン類といった栄養成分が含まれているため、現在でも食用に製造されたものは健康食品としてコムハニーと言う名目で販売されているほかカヌレやガムなどの洋菓子にも使用される。かつて欧州ではバターが量産普及する以前ではバター同様に調理用油脂として用いられた。また古来から中世にかけて蜂蜜の精製方法が普及されていない時期は欧州及び中東地域及び中国周辺地域、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸では蜂蜜と巣を共に摂取するという形で蜜蝋は常食されてきた。
蜂の巣自体の味はどうかというと、「味のないガム」みたいな感じです。
歯医者さんで唾液の分泌量の測定する際に噛まされる味のないガムみたいなもんです。
道の駅では「蜂の子の佃煮」の瓶詰が売られていました。
道の駅でなくても、長野県内ならば割と手に入ります。
食感はサクサクしていて美味しいです。
見た目が-100点ですけど。
虫食ってみほ
高タンパク質で注目されている虫。
将来、食料危機で虫を常食せざるを得ない未来が来るかもしれないので
長野県で慣れておきましょう。