遊園地ができた理由は地元ラブ!
愛媛県南西部に位置する宇和島市。
静かな漁村なのだが、「赤松遊園地」という施設があるではないか。
こんな場所に”遊園地”とは…?
気になったので行ってみました。
住所:愛媛県宇和島市大浦甲2342
遊園地にしては草が生い茂っているなぁ…
やってきました、「赤松遊園地」。
遊園地というから、日本最古の観覧車がある「こどものくに」を想像していました。
しかし、草が生い茂りまくっています。
歩道のそばに洗濯物まで干してあるし。
”赤松遊園地”と書かれているであろう看板。
枝と葉っぱによって看板が覆い隠されている。
遊園地というのだから、遊具もちゃんとある。
ロボコンや仮面ライダーV3が君を待っている。
石ノ森ワールド全開だ。
V3がやたら無理な体勢をしている。
たしかにV3きりもみ反転キックというアクロバティックなライダーキックの一瞬だろうか。
ちなみに、日本最古の観覧車がある「こどものくに」にも同じ体制のロボがいた。
遊園地の遊具になるにはそのポーズをする必要があるのだろうか。
脊椎を痛めるので、私が遊園地の遊具になるオファーが来たらこのポーズだけは断りたいところだ。
「赤松遊園地」は営業してます。
さて、赤松遊園地は営業しているのか?と思われるだろう。
営業している。
なぜなら、赤松遊園地には売店がありジュースにアイスクリーム、釣具の仕掛けを販売している。
そのおかげで、地元の家族連れや釣り客がこの遊園地でのんびりしている。
しかし、売店を利用するにはちょっとコツがある。
大きな声で元気よくお店の方を呼ぶ必要があるのだ。
お店のおじいさん、ちと耳が遠めなのだ。
アイスクリーム購入ついでに、ここを管理されているおじいさんにお話を聞いてみた。
16歳の時にここを一人で作ってね〜。今では60年以上続いてるよ。
地元の海がホントに好きでね。実家が材木屋で材料はあったんだよ。
60年以上前、16歳の少年が一人でここを作り上げたとは頭が上がらない。